グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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我が子の特性がしんどい!感情的になってしまう私は母親失格?

こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。

4歳の息子は、HSC(人一倍敏感な子)の気質とASD(自閉スペクトラム症)の特性を併せ持っています。

3歳半健診では発達凸凹を指摘され、発達相談にも通っています。

※発達相談の記録↓

発達障害の特性のある子どもの子育てには悩みが尽きません。

子どもを愛しているからこそ、困り感に少しでも寄り添いたい。

我が子の特性を理解し、適切な関わり方をあれこれ試し・・・考えることは山のようです。

しかし親も人間。いつも冷静に正しく、、、というわけにはいきませんよね。

一筋縄ではいかない育児の中で、ときに「これでいいのかなぁ?」と不安になったり、心がパンパンになったりすることだって、もちろんあります。

今日は、【我が子の特性を受け止めきれず、ついつい感情的になってしまう私】が心理士さんに言われた、心がフワッと軽くなる考え方を紹介します。

「親が1人の人間であること」そのものが、子どもにとっては大きな学びとなります。

 

息子についつい感情的になってしまう私

4歳の息子には発達凸凹があります。

たとえば息子は耳がとても敏感で【音の恐怖からくる苦手】がいくつかあります。

※息子には聴覚過敏があります↓

また息子は、繰り返しの遊びやひとつの物事をとことん深める遊びが大好きです。

その反面、環境の変化や物事の手順を変えることへの抵抗が強く、現実とマイルールの折り合いをつけることが苦手です。

こちらから見れば「小さなこと」でも息子にとっては大ごとで・・・気持ちの切り替えがなかなかできず、ときに激しい癇癪を起こすこともあります。

こだわりの多さ、切り替えの悪さ、伝わらないもどかしさ。

最近は、少しずつ気持ちの切り替えができるようになってきました。

それでも、納得のいかないことや思い通りにいかないことがあると今でも、まるで詰問するかのように、ものすごい剣幕でまくし立てることがあります。

息子

何でうまくできないの!?何で!?何でぇ!?✕▽◆※○・・・

はじめは冷静に対処できても、1日に何度も重なると、こちらもさすがに余裕がなくなってきます。

また最近の息子は、お友達との間でコミュニケーションがズレることも珍しくなく(本人は気にしていませんが)、こちらの言葉の意図や感情を正しく伝えることにかなり苦労しています。

これらと向き合う中で少しずつメンタルがすり減っていき・・・恥ずかしながら、4歳児相手についつい声を荒げてしまうことがあります。

はっさく

いい加減にして!

はっさく

しつこい!

はっさく

何で伝わらないの!

はっさく

腹立つな!

心理士さんにいわれた一言

先日、発達相談に行ったとき、臨床心理士さんにちょっと弱音を吐かせていただきました。

はっさく

実は息子の特性が受け入れられないときがあって、つい声を荒げてしまうことがあります。ダメだとわかっているのに私も疲れて冷静になれないというか・・・そのたびに自己嫌悪になります・・・

そのとき心理士さんは、こんな言葉をかけてくださいました。

「息子くんは、お母さんだからこそありったけの感情をぶつけられるんです。それと同じで、お母さんだって息子くんに怒ってもいいんですよ。息子くんに対する怒りをしっかり表現することで、『これをしたら人は怒るんだ』という、息子くん自身の学びにもつながります。

なるほど。

もし息子が集団の中で同じ行動をしたら、お友達は息子に怒るどころか、嫌になって逃げたり、今後息子を避けたりするようになってしまうかもしれません。

「相手からハッキリNOを突きつけられること」

「感情をしっかりぶつけてもらうこと」

コミュニケーション下手な発達凸凹児にとっては、そんな経験も立派な学びです。

そして、絶対的な信頼関係のもとでこのようなコミュニケーションができるのは、近しい家族だけだと。

はっさく

「親はいつも冷静であらねばならない」、そんな育児は苦しいだけだ。

親だって人間。ときに感情的になってもいいし、怒りを表現してもいい。

「親が1人の人間であること」そのものが、子どもにとっては大きな学びとなります。

もちろん、怒られてばかりでは「何が悪かったか」が学べないので、そこは後でしっかりフォローする必要があります。

もし、子どもに感情的になってしまったら

ちなみに、怒りの伝え方としてはアイメッセージ(「私」が主語の表現)が好ましいです。

はっさく

お母さんは叩かれるのは嫌だ。痛い!

はっさく

それを言われたらすごく悲しい

はっさく

お母さんはもうヘトヘトだよ・・・

etc...

それでも発達凸凹児の育児をしていたら、ときにはアイメッセージなんて言ってられないくらい感情的になってしまうことだってありますよね・・・。

私もここには書けないようなキツい言葉を息子に言ってしまうことがあります(°°;)

親子でも同じ人間同士。

親だからといって常に正しくはあれないです(ムリムリ!)

はっさく

ちょっと怒り過ぎちゃったな・・・

はっさく

あの言い方じゃ伝わらなかったかもな・・・

もし子どもに感情的になりすぎてしまったら、そんなときはやり直したらいいのです。

自分も相手も落ち着いた頃に、しっかりフォローをしてあげることが大切です。

私の場合は、息子を膝に乗せ、後ろからしっかりハグをして、言い過ぎてしまったことを謝ります。

そして必ずこう言います。

はっさく

お母さんは、怒っているときもあなたのことが大好きなんだよ。忘れないでね。

相手を傷つけてしまったら、親でも謝る。

それは怒りを言語化して伝えることと同じくらい、子どもにとっては大きな学びとなります。

親も間違ってもいいんだと、肩の力を抜いて気楽にいきたいものです。

まとめ

今日は、「我が子の特性を受け止めきれずつい感情的になってしまう私」が心理士さんに言われた、心がフワッと軽くなる考え方を紹介しました。

◆まとめ◆

◆親が怒りを表現することは、子どもにとっての学びになる!

⇒親だって人間。ときには感情的になっても◎

◆言い過ぎてしまったら後のフォローをしっかりと!

育児に正解はありません。

「正しくあらねば」と肩肘張ることなく、等身大の私としてできる育児をしていきたいです。

 

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