こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
私の夫は発達障害グレーゾーン。
ADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強く、日常生活における不注意や衝動性に悩む、いわゆる「大人の発達障害」の当事者です。
最近、夫を疑うことに疲れてきちゃったな・・・(;´Д`)
今日はそんな【ADHD夫を支える妻】のつぶやきです。
夫は希にみる「ものすごくいい人」
例えば家族で出かける休日の朝。
化粧にものすごく時間のかかる妻を尻目に、ワガママ放題の息子を上手にあやす。
その隙間を縫うように、朝食の準備、洗い物、洗濯、風呂掃除・・・
文句も言わず、丸い背中でいそいそと家事をこなす働き者―それが私の夫です。
夫はいつも、自分の準備は一番後回し。
どんなときでも、自分のことにはビックリするくらい時間をかけないのです。
家族みんなが笑顔で過ごせている姿を見るのが一番嬉しい。そのために俺は動くよ。
夫は言います。
そんな夫の背中を見ていてつくづく思うのです。
この人、めちゃくちゃいい人だよなぁ
物腰柔らかで、家族のためにせっせと働くお父さん。
夫は希にみる「ものすごくいい人」なのです。
いい人の「悩み」は妻をも苦しめる
信じられないことに、私は「ものすごくいい人」であるはずの夫に、幾度となく傷つけられてきました。
夫にはADHDの特性があります。
日常生活における物忘れやケアレスミスは日常茶飯事で、たまに衝動的な行動も。
もちろんその多くは「取るに足らない程度のこと」ですが、お金の問題だけはそうはいきませんでした。
夫が夫らしく生きているだけで、これまで多くの金銭トラブルが起き、その都度対応に追われてきました。
※例えばこんなこと↓
私もたくさん傷ついたけど、おそらくそれは夫も同じです。
私が傷つく姿を見るたび、夫は変えられない自分自身を嫌悪し、深く傷ついてきたことと思います。
俺はなぜいつもこうなんだ?いつになったらしっかりできるのだろうか
何もかも、夫の故意ではありません。
夫は私を苦しめたいわけも、愛していないわけでも決してなく、ただひたすらに悩み苦しんでいる。
いい人の「悩み」は、妻をも苦しめるのです。
私は夫を信用していない
先日、久しぶりに裁判所からの特別送達が届きました。
平和な土曜日の午後は、夫宛に届いた裁判所からの特別送達(誰かに訴えられてるよ!という知らせ)によりぶち壊された😇
— はっさく🍊ADHD夫を支える妻 (@grayzone_family) 2021年12月11日
夫の借金後(もう完済してる)個人情報が漏れて「消費者金融」を名乗る集団からの架空請求が続いている。
あのとき気づけなかった夫の衝動性。過去の代償はあまりにも大きい😭
#ADHD
借金も返済したし、未納もない。
私が把握している限り、大きな金銭トラブルは全て解決済みのはず。
しかし我が家には、未だにこの手の通知がたくさん届きます。
その多くは身に覚えのない詐欺まがいのものです。
(一度借金をするとなぜか詐欺に合いやすくなります・・・)
でもその中に、時折重大なトラブルが潜んでいることがあります。
夫はこれまで私にたくさんのウソをついてきました。
「大丈夫」
「ちゃんとしてる」
「そんなことあるわけない」
その言葉を信用したせいで、夫も私もたくさん傷つきました。
そんな過去があるから、金銭の絡む問題に関しては夫を一切信用していません。
ウソの中にある本当と、本当の中にあるウソ。
それらを見抜くのが私の役割だと思っています。
お金の問題に一切追い立てられなくなる日がくるまで、私は夫を疑い続けよう
それが私自身を守ることであり、夫や息子を守ることでもある。
そう信じています。
疑うことに少し疲れてきた
・・・とはいってもやっぱりね、あそこまでの「いい人」を疑い続けるのは正直心が痛みます。
「それは本当?」
「何か隠していない?」
「あなたの言葉は信用できない」
「証拠を示して」
そんな言葉を夫にかけるたびに、私の心は今日もチクチク痛むのです。
あ~もう疲れたぁ・・・。
【ADHD夫を支える妻】、ちょっとだけ弱音を吐いて明日からまたがんばります!