こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
私の夫は発達障害グレーゾーン。
ADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強く、日常生活における不注意や衝動性に悩む、いわゆる「大人の発達障害」の当事者です。
先日、夫があるケアレスミスをしました。
いつもならひどく落ち込む夫はずのが、今回はやけに前向きで・・・
最近の夫、自らの特性との向き合い方に変化があったようです。
ADHD夫、先延ばしすぎた銀行手続きに挑む!
先日、夫が休みを取って銀行にいきました。
数年前に夫の口座が凍結して以来、貯金を引き出せない状態が続いているのです。
いい加減、凍結した口座をなんとかしなよ!生活費困ってるでしょ!
まぁそのうちネ☆(空返事)
妻の催促をのらりくらりとかわしつつ、夫は数年スパンでADHD的先延ばし癖を発揮してきました。
それがもうすぐ第2子が生まれるということで、夫が数年越しに重い腰をあげてくれました。
今日こそ凍結した口座を蘇らせてくるぞ!
銀行手続き、ADHDにハプニングはつきもの!?
そんな感じで意気揚々と行ったものの、すぐにこんなLINEがきました↓
あ〜なんか忘れたとか間違えたとかで、今回もまた手続きがうまくいかなかったんだなぁ、と瞬時に察しました。
夫にはADHD(注意欠陥/多動性障害)の特性があり、銀行や役所の手続きが苦手です。
正確さを求められる手続きであればあるほど、書類を書き間違えたり、パスワードを忘れたり、通帳や印鑑、必要書類を紛失したり・・・
特性上もともとうっかりミスが多い夫ですが、「ちゃんとやらなければ!」と意気込むタスクほど肩の力が入るのか、いつもよりミスが出やすくなります。
「ミスをしたらどうしよう」という苦手意識も相まって、夫は数年単位で銀行手続きを先延ばしがち(;´Д`)
今回もまたよからぬことが起きたのでしょうか…
銀行印を紛失したADHD夫がやけに前向きだった話
帰宅するなり、
銀行印間違えて何もできなかった〜
と夫。やっぱりー!!!
この後、過去の経験からこんな感じの夫を予想していました↓
俺はダメダメだ・・・
死ねばいいのに・・・
でも、今回は少し違いました。
まぁ手続きは出来なかったけど、たくさんある印鑑の中でこれが銀行印じゃないとわかっただけでも大きな進歩だよな〜。
次からは他の印鑑を(探して)持っていけばいいわけだし☆
大事な印鑑紛失してるわりに今日はやけにポジティブやね
俺の場合、はじめから全部完璧にやろうとすると失敗したときのダメージが大きいし、物事のハードルが上がって億劫になっちゃうからさ。
ともかく今日は銀行に行けたし、あの印鑑が間違ってるということがわかった!
こうやってやれたことをひとつひとつ認めてハードルを下げていかないとナ☆
スモールステップを意識する
夫は元々とても完璧主義な人です。
ADHD特性があることで、理想と現実のギャップに苦しんでいた時期もありました。
小さなミスですぐに「死にたく」なっていた夫。
ここ数年でだいぶ自己認知が変わり、完璧ではない自分を許せるようになってきました。
そういえば鬱状態に陥る回数も減ってきたような・・・
発達障害のある人は、完璧にこだわらず、スモールステップでの成果を意識すると心が楽になるのかもしれませんね!
まとめ
今日は、銀行印を紛失したADHD夫がやけに前向きだった話をしました。
とは言っても、スモールステップで物事がなかなか進まず、傍から見るともどかしい!
ついつい夫への小言が漏れ出てしまう毎日ですが(笑)、小言も程々に夫のスモールステップを応援していきたいなぁと思いました。