グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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【カサンドラ】孤独と向き合うために、今すぐすべきこと3つ

こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。

夫のADHDと向き合うために、夫で内緒で始めたブログ。

ブログを始めて1年が過ぎましたが・・・

一昨日、ついにブログの存在を夫に明かすこととなりました!パチパチパチ☆

ブログを通して自己と向き合う中で、少しずつ変化する心。

変わったのは私だけではありませんでした。

なんと夫が、自分の「苦手」や「生きづらさ」を次々と開示してくれるようになったのです。

「自分が変われば相手も変わる」

このことを実感した1年でした。

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さて、今日のテーマはカサンドラ

カサンドラの人が陥りがちな「孤独」、また、それを解消するために今すぐできることを、私の体験談からお話しします。

※過去記事のリライトです!夫にブログの存在を明かした出来事については、懐かしいので当時の表記をそのまま残しています(^^)

 

カサンドラに陥りやすい人の3つの特徴

カサンドラとは、発達障害当事者を支える周囲の人(パートナーなど)が、当事者との関わりの中で心身を病んでしまう状態のことをいいます。

カサンドラに陥りやすい人には、3つの特徴があります。

1.人を信じる力が強い人

「人を信じる力が強い人」は、たとえ愛する相手が発達障害であろうと、相手を必死に信じようとします。

信じては裏切られ、信じては裏切られ・・・その繰り返しで、知らず知らずのうちに心を病んでしまうことがあります。

私は長らく連れ添った夫を信じていました。

夫のADHDがわかってからも、信じる気持ちは変わらず・・・

借金をされても、ひどい嘘をつかれても・・・必死で彼を信じようとしました。

結婚直前にADHD夫の借金が発覚した話~ADHDの「衝動性」は恐ろしい?!

そうするうちに、自分の「怒り」や「悲しみ」置き去りになり、心がひどく苦しくなった過去があります。  

2.真面目で一生懸命な人

理想の結婚、理想のパートナー、理想の家族・・・発達障害当事者との結婚生活は、自分の中の「理想」、もっといえば、今まで当たり前だと思っていた「普通」ですら、捨て去らねばならないことがあります。

「真面目で一生懸命な人」は、相手の特性を受け入れる過程で、理想と現実とのギャップに苦しむことになります。

私の場合、夫の金銭トラブルによってコツコツ貯めた貯金は使い果たし、毎月の支払いにビクビクする生活がもう何年も続いています。

はっさく

どうして私たちだけこんなに苦しいの?こんなはずではなかったのに

何度も何度も思いました。

それでも夫のことが大好きだし、夫にも夫のADHDにも、正面から向き合いたいと思っていて・・・だからこそ苦しいと感じてしまうのです。

※最近になってようやく、夫のあれこれを「まあいいか」と思えるようになってきたところです↓

3.孤独な人

カサンドラの最大の敵、それは「孤独」です。

人を信じる力が強くて、パートナーに何度も裏切られ傷ついたとしても・・・

真面目で一生懸命で、パートナーのあれこれを「まあいいか」 と受け流せなくても・・・

孤独でなければ、人は何とかやっていけるものです。

逆に、孤独を抱えながらパートナーの特性と向き合うとき、そのメンタルダメージは、自分が思うよりずっと大きいものになります。

私の場合、孤独が自分の感情を鈍くさせてしまい(「無気力」「投げやりになる」とでもいうのでしょうか・・・)、心の痛みの深刻さになかなか気づくことができませんでした。

はっさく

孤独を抱えている方へ。
パートナーの特性を少しでもしんどいと感じているようであれば、今すぐ!孤独への対策を!

 

カサンドラの孤独と向き合うために、今すぐすべきこと3つ

カサンドラの孤独と向き合うために、私が実際に行って有効だったことを3つ紹介します。

1.今すぐTwitterのアカウントをつくる!

私がまず始めたことは、Twitterのアカウントをつくることです。

夫のお金のトラブルで押しつぶされそうなとき、悲しいとき、腹が立ったとき・・・

気持ちをため込むのは毒なので、意図的にツイートするようにしていました。

はじめは「悪口しか出てこないだろう」と思っていたのですが、この短い文章を考える間に、頭がかなり冷静になるというか・・・

自分の感情を素早く捉え、客観視することができるようになりました。

パートナーの特性がしんどい、

支えきれない、

孤独だ・・・etc.

あなたの今抱えている悩みに、ハッシュタグをつけて発信してみてください。

あなたと同じような悩みを抱えている方の目にとまり、繋がることができます。

私はそれにかなり救われて、孤独を感じなくなりました。

何なら、今すぐ私をフォローしていただいても構いません!w

↓こちら↓

2.ブログを始める!

Twitterと同時に始めたのがこのブログです。

ブログはもともと、Twitterに書ききれないぐちゃぐちゃな気持ちを整理するツールでした。

それが今では、夫のADHD特性で気づいたことや、実践してよかったこと、発達障害について本で学んだことなどの備忘録として活躍しています。

ブログはTwitterと違い、内面まで深く考察することができるため、より深いところで他者と繋がりたい方にはおすすめです。

3.リアルで悩みを共有できる人をつくる!

ネットやSNS上での繋がりもいいですが、一番は、悩みを直に打ち明けられる理解者をつくることです。1人いるだけでだいぶ違います!

発達障害への理解が深まってきているとはいえ、まだまだ偏見も多い社会。

夫を正しく理解してくれる理解者をつくることには、かなり苦労しましたが・・・

今のところ、夫の両親、私の両親、親友、ママ友などに、夫のことを少しずつ開示しています。

※親友に悩みを打ち明けた話↓

 ※「発達凸凹を語る会」で夫の話をしました↓

※発達障害者支援センターにも定期的に相談しています↓

 また最近では、「パートナーの発達障害に悩む人の会(カサンドラ自助グループ)」というのが全国にあるようです↓

まとめ 

今日は、 カサンドラの人が陥りがちな孤独、また、それを解消するために今すぐできることを、私の体験談からお話ししました。

 

◆まとめ◆

カサンドラに陥りやすい人の3つの特徴

1.人を信じる力が強い人

2.真面目で一生懸命な人

3.孤独な人

カサンドラの孤独と向き合うために、今すぐすべきこと3つ

 1.今すぐTwitterのアカウントをつくる!

2.ブログを始める!

3.リアルで悩みを共有できる人をつくる!

カサンドラの大敵「孤独」です。

孤独を抱えている方は、パートナーの特性を少しでもしんどいと感じているようであれば、今すぐ孤独への対策をとるようにしてください。

どんなにつらくとも、孤独でなければ何とかなるものです☆

 

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