グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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探し物が見つからないADHDの5つの行動パターン

こんにちは!【ADHD夫を支える妻】はっさくです。

私の夫は発達障害グレーゾーン。

ADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強く、日常生活における不注意や衝動性に悩む、いわゆる「大人の発達障害」の当事者です。

今日のテーマは【ADHDと探し物】

ADHDの夫はよく物をなくします。

おまけに彼は物を探すことがとっても苦手。

目の前にあるはずのものを永遠に探し続けています・・・。

そんな夫をやきもきしながら見守る妻が、夫が探し物をしているときの行動パターンを分析してみました。

 

探し物が見つからないADHD夫の5つの行動パターン

 その1「うろつく」

探し物が見つからないとき、ADHDの夫は必要以上に部屋の中をうろつきます。

しまいには、そんなとこに絶対ないでしょ!という部屋まで散策しにいきます。

そのうちだんだん不機嫌になって・・・イライラピリピリする夫。

見かねて私が一緒に探すと、夫の目の前にあったりします(。-∀-) 

 その2「散らかす」 

夫が探し物をすると、引き出しや棚の中がぐちゃぐちゃになります。

「散らかしたら直してよ!」といっても、探し物に一点集中している夫。

「物を探すこと」と「散らかした物を直すこと」を同時並行することは難しいようです。

 その3「固まる」

夫は探し物をしている最中に、しばしばピキーン!と固まります。

例えば息子の絵本を本棚から探しているとき、夫は本棚の前で無言で固まって動かなくなります。

本棚のように、情報量が多いところから物を探し出すのはADHDの夫にとっては難しい作業

パニック状態でフリーズしてしまうようです。

 その4「ないと決めつける」

夫は頭の回転が早く、その分とてもせっかちです。

夫のADHD特性は、頭の回転の速さに処理速度が追いつかないもどかしさからくるものです。

探し物のときも、少し探して見つからないとすぐに「ない」と決めつけます。

何かの後ろに隠れていたり、引き出しの中にしまわれていたりすると、もうダメです。

もう少し落ち着いて探したら見つかりそうなのに・・・

さすがADHD、苦手な作業には気持ちが全く向かないようです。

それにしても、結論づけるの、いつもちょっと早いよ~(^_^; 

 その5「重複する」

探し物を「ない」と決めつけた夫は、代わりのものをいそいそ買ってきます。

切らしたと思って買ってきた調味料とか、飴とか、洗剤とか・・・

捨てたと思って買ってきたバドミントンのラケットとか・・・

こうして家の中は、重複する物たちで溢れていくのです。

どうする? 

以上、ADHD夫の探し物が見つからない5つの行動パターンを分析しました。

①うろつく

②散らかす

③固まる

④ないと決めつける

⑤重複する

ADHD特性がある人は、上のような行動パターンから探し物にストレスを感じやすいかもしれません。

探し物のストレスを減らすために、我が家では以下のことを実践しています。

  • 物を減らす
  • 大切な物はしまい込まず「見える収納」
  • 動線を意識して物の定位置を決める
  • 物の置き場所にラベルをつける

⇒ユニバーサルデザインを意識した収納

他にも、

  • 夫が何か探していたら私も一緒に探す大抵私の方が先に見つける( ̄∇ ̄)
  • 多少物が重複していてもとやかくいわないないよりゃマシだ精神

など、私も少し意識するようにしています。

探し物を完全になくすことは難しくても、工夫次第で減らすことは可能です。

ADHD夫を支える妻も、夫のピリピリをもらわないようがんばります!

 

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