こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
私の夫は発達障害グレーゾーン。
ADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強く、日常生活における不注意や衝動性に悩む、いわゆる「大人の発達障害」の当事者です。
例えば夫は、お金の管理や手続きがあまり得意ではありません。
ADHD特性からくる「うっかりミス」や「先延ばし癖」が絶えず、これまで様々な金銭トラブルに見舞われてきました。
今日は、私が夫に「DV」を訴えた日の話をします。
怒りのやり場をつくる。
嫌なことは嫌と、ちゃんと伝える。
私にとっては大事なことなので、忘れないようここに記録します。
1.伝えるべき怒りとそうでない怒り
夫に対する「怒り」には、様々な種類があります。
イラッとする程度のものや、少しの不安や悲しみを伴うもの。
強い恐怖と結びつくものや、泣き崩れるほどのショックを感じるものまで様々です。
夫に対する怒りの感情に飲み込まれないために、私が日々意識していることは以下です。
また以前、怒りを分類するワークで、夫に対する怒りを整理してみました。
カサンドラ防止!発達障害のある夫への「ムダな怒り」を手放す方法
とりわけお金に関する怒りは、私にとっては超重要。一目瞭然でした。
それなのに、「まあいいや」「私が我慢しさえすれば」と、長年にわたり怒りを何度も飲み込んでしまった。
溜まった怒りの負債が私の自尊心を下げてしまっていたことに、最近になってようやく気づいたのです。
伝えるべき怒りを曖昧にしてしまうと、自分自身を守れない。
そのことを痛感しています。
2.無自覚のDVを訴える
「あなたのそれは、私にとってはDVだ」
先日、夫にDVを訴えました。
あなたは気づいていないだろうけど、私はひどく傷ついている、という言葉を添えて。
「DV」などという言葉で夫の行為を表現するのは初めて。
でもその言葉が、私の感情に一番しっくりくると思いました。
夫が私の口座のお金を勝手に使っている、無自覚に、何年も。
夫の何かが私のクレジットカードに紐付いていて、そこから次々とお金が引き落とされていく。
それは強い恐怖・・・毎月本当に怖い思いをしています。
自分がどこでどうやってお金を使っているのか、何がどこに紐付いているのか・・・
よくわからないまま、夫はその状態を数年間放置してきました。
以前、夫に「衝動的にお金を使ってしまったことがある」と謝罪されました。
※夫の強い衝動性を知った日↓
あれから衝動的な使い方(高額の引き落とし)こそなくなったものの、私のクレジットカードからの謎の引き落としは消えません。
夫は「今」しか見ていない。
今、お金が足りていること、今、楽しいということ、今、妻の機嫌をひとまずなだめるということ・・・
けど、私の恐怖と不信感は過去からずっと続いているのです。
私にとってのそれは、DVでしかない。
あなたは無自覚かもしれない。
でも私はひどく傷ついている。
昔からずっと傷つき続けている。
これからも傷つき続ける、
あなたが向き合ってくれない限り。
私を大事だと思うなら、
問題に正面から向き合ってほしい。
少し語気が強まってしまいましたが、最後まで泣かずに夫に伝えることができました。
今後どうなるかは夫次第ですが、私は私の怒りや悲しみを、今後も伝え続けようと思います。