グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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特性を「言い換える」〜ADHD夫を支える妻のつぶやき

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こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。

私の夫は発達障害グレーゾーンADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強く、日常生活における不注意や衝動性に悩む、いわゆる「大人の発達障害」の当事者です。

かくいう私も、ASD(自閉症スペクトラム)HSP(人一倍敏感な人)の間を行ったり来たりする人で…夫婦そろって凸凹しています。

今日のテーマは特性を「言い換える」】

特性のとらえ方も言葉次第だなぁと思った日の話をします。

 

1.「発達凸凹を語り合う会」

最近月1で、「発達凸凹」について語り合うイベントに参加しています。

このイベントは、「発達凸凹」に関心のある人が集まって勉強したり、悩みを打ち明けたりする場です。

我が子の凸凹、自分の凸凹、パートナーの凸凹・・・発達障害児のママも、そうでない人も、皆それぞれの困り感を持ち寄って、ざっくばらんに話をします。

※「発達凸凹を語り合う会」について↓

家族のことや自分のことについて、日頃思っていることや、悩んでいることなどを発散するいい機会になっています。

2.「多動ってる」?

「私、最近ものすごく多動ってて…」

前回の集まりのときにそう話していたAさんは、自分にはADHDの特性があるという当事者の1人。

興味のあることに手あたり次第手を伸ばしすぎて「飽和状態」の彼女は、「いつも自分に自信が持てない」とこぼします。

自分の状態を表現する際に、しきりに「多動ってる」という言葉を使う彼女。

ある人が彼女に何気なくかけた、こんな言葉が印象的でした。

「それってわざわざ『多動ってる』って表現する必要ある?」

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物事はとらえかた次第だったりする

2.特性を「言い換える」

「多動」=(「普通」と比べて)動きが多すぎること

まるで、「普通」と自分を比較しているような、どこかマイナスイメージが付きまとう言葉です。

これを使い続けることで、知らず知らずのうちに自尊心が下がっていくように感じました。

「多動」は言い方を変えれば、「行動力がある」「バイタリティにあふれる」ととらえることもできます。

自分にとって「困った」特性も、別の誰かから見れば素晴らしいものだったりします。

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はっさく

特性は「とらえ方」次第!あまり自分を下げすぎないようにしたいな

自分の心のためにも、「言葉の使い方」には少し気をつけたいなぁと思いました。

3.まとめ

今日は、特性を「言い換える」】をテーマにお話ししました。

◆まとめ◆
  • 困った特性も「とらえ方」次第!

  • 特性を「言い換える」ことで自尊心を守ろう

特性を知ることと併せて、その特性を意図的に「変換する」こと。

皆さんも、ふとした瞬間に取り入れてみてはいかがでしょうか。

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