こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
年末にもかかわらず、我が家はADHDの夫の不注意による金銭トラブルが絶えません。昨日もお金の手続きでヒヤヒヤさせられる出来事があり、トラブル対処のために朝からバタバタしておりました。
今年もあと数日なのに、そんなことには関係なく金銭トラブルは起こる…💦気を強く持とう。これは毎月のこと。いつも通りこなすだけ。#ADHD
— はっさく🍊ADHD夫を支える妻 (@grayzone_family) 2020年12月28日
夫への怒りが爆発寸前の中で、夫のことを少し見直す出来事がありました。
「性質ではなく怠慢だ」
「これは俺の性質とかではなくて、怠慢だ」
本当にごめんなさい。
全てが終わって、夫にそう頭を下げられました。
今回のトラブルはたしかに全て夫のせいだし、防ごうと思えば防げたもの。
「もういい加減にしてよ!」
そう夫を怒鳴りつけたいくらいの心境だったのに、自分の非を認める夫のあまりの素直さと潔さに関心してしまい、怒りがどこかへ消えました。
発達障害を言い訳にしない
夫にはADHDの傾向があるため、日常の不注意がとても多く、疲れが溜まるとそれがさらに顕著になります。今回のトラブルを受けて焦りや苛立ちも腹は当然ありましたが、私自身は、
「まあ年末だし、疲れもたまっていることだし、夫の不注意が出てもしゃーないよな」
と内心思っていました。
「性質ではなく怠慢だ」
これは、発達障害の特性に日々苦しんでいる当事者の口からはなかなかいえないセリフだと感じます。少なくとも前の夫だったら、こんなことはいわなかったと思います。
夫の中にも、少なからず自分の「ADHD」を免罪符のように捉えたくなる気持ちがあることを、私は知っています。本人は認めたくはないだろうけど、自分の失敗の原因が「発達障害」によるものだと考える方が、気持ちが楽になれるからです。
今回の件だって、ADHDの特性が全く関係ないとはいえない、そう冷静には思います。でも、夫は自分のADHDを言い訳にせず、潔く自分の非を認めて謝ってくれました。
発達障害に関係なく、誠実な謝罪ができる人はかっこいいと思います。改めて夫に惚れ直しました。
(^^)/
※「障害を嫌い、障害にすがる」揺れる夫の気持ちを書きました↓
gray-zone-family.hatenablog.com
gray-zone-family.hatenablog.com