こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
2020年も、残すところあと2日ですね。気の早い私は、昨日からもう1年の反省会モード。脳内反省会も程々に、そろそろ気持ちを来年に向けます。
来年はどんな1年にしたいかなぁと考えたときに、ふとある本の一節を思い出しました。2020年のブログ納めとして、私が今年1番心に響いた言葉を紹介します。
インスピレーションベースの生き方
本田健さんの著書『30代にしておきたい17のこと』の中で、人生には3つの生き方があると紹介されていました。
1つ目は「オブリゲーション(役割)ベースの生き方」。
この生き方は、親として、子どもとして、上司として、部下として、やるべきことにいつも追いかけられる生き方です。
2つ目は、「モチベーションベースの生き方」。
この生き方は、やりたいことを情熱的にこなすことができます。しかしその情熱を長続きさせるために、自分に鞭を打つなどして、たえず気合いを入れ続けなければなりません。こういう生き方はどこかで破綻してしまいます。
そして3つ目が、「インスピレーションベースの生き方」。
インスピレーションベースの生き方は、深いところから、静かな情熱がわき出すような生き方です。そのため、一時的に興奮して全速力で走ったり、途中でやる気をなくしたりすることはありません。
人生の最も中心の部分で確信しているので、迷ったりすることはないのです。かといって、狂信的なわけでもなく、とても穏やかで、それでいてパワーに満ちています。(p164)
本田健『30代にしておきたい17のこと』大和書房、2010(p163-165)
今までの人生を振り返ると、オブリゲーションベースの生き方と、モチベーションベースの生き方とを、行ったり来たりしている自分に気がつきました。
私はてっきり、高い目標に向かって情熱的に突き進むことばかりが自己実現への道だと思っていました・・・。私、相当無理をしていたんだなぁ。頑張りたくてもすぐ息切れしてしまうのは、そういうことだったのかと、妙に納得しました。
「なんとなく」という感覚
そういえば、先日ある人にこんなことをいわれました。
「『なんとなく』という感覚を大切に生きなさい」
なんとなく、面白そう。
なんとなく、嫌だな。
考えるのではなく、素直に感じること。
これも、インスピレーションベースの生き方に繋がる大切な視点だと感じました。
自然体の自分で、無理せずワクワク生きる
インスピレーションベースの生き方は「~せねばならない」とは真逆の生き方です。
自然体の自分で、無理せずワクワクすることを素直に選び取る。
私にとってはとても勇気のいることですが、その積み重ねが、私が生まれてきた目的に繋がると信じて・・・来年は、そんな生き方に少しずつ舵を切っていきたいです。
2021年もよろしくお願いします!
(^^)/
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