こんにちは~はっさくです(^^)/
私の夫はADHDの特性があります。
そんな夫は、よくこんな弱音を吐いています。
- ADHDである自分を好きになれない。
- ADHDを前向きにとらえるなんて無理。
- ADHDは自分にとって障害でしかない。
夫はやっぱり自分のADHDを忌み嫌っている・・・
そう単純に思っていたけど、事態はもう少し複雑でした。
「疑似ADHD」という言葉
先日、Twitterでこんな記事を目にしました↓
小児期に発症するはずの「注意欠陥多動性障害(ADHD)」が成人になるまで気づかれず大人になって発覚する、いわゆる「大人のADHD」と診断された人の大半が、実際にはADHD以外の精神障害である可能性が高い。ADHDに関連する症状は、気分障害や不安症などの精神障害、薬物やアルコール依存の症状と似ていることが多く、過剰診断や誤診も少なくない。
さらに調べてみたら、こんな記事も出てきました↓
ADHDとは先天的な脳の発達の障害のはずですから養育環境は関係ないはずで、不安定な養育環境、つまり愛着障害を抱えていることにより生じたADHDは本来の先天的なADHDではないと考えられ、つまり疑似ADHDと言えます。
擬似ADHDーー精神疾患や愛着障害などとADHDの症状がよく似ているというのは聞いたことがあるけど、大人のADHDの9割もが誤診の可能性があるというのはけっこう驚き(;゚Д゚)!!
夫のADHDも、もしかしたらADHDじゃないかもしれないな・・・(~_~;)
夫に伝えてみたら
夫に何気なくこの記事を見せると、彼の反応はこんな感じでした。
「これを見せて何が言いたいわけ?俺の生きづらさの原因はADHDではないといいたいわけ?」
………
あれ、なんかムッとしてる(°°;)
そういうつもりじゃなかったんだけど···
なんだか怒らせちゃったみたい(><)
困惑する夫
さらに夫はこう続けました。
「俺は幼少期から落ち着きのなさに苦しんできたのに···。ADHDと言われたら全てが説明できるのに···。これがADHDじゃなかったら、俺の今までの生きづらさのは何だったんだ?俺が精神疾患だって言いたいのか?」
彼は怒っているんじゃなくて、ちょっと困惑しているんだ。
ADHDは生きづらさの”はけ口”?
何度も言いますが、夫はADHDである自分のことを決して好きではありません。
ADHDである自分が嫌だ。
だけど、ADHDでない自分も嫌だ。
言い方は悪いかもしれないけど、夫にとってADHDは得体の知れない「生きづらさ」のひとつの”はけ口”になっているんだろうな。
ADHDを嫌い、ADHDにすがる。
そんな複雑な夫の気持ちが垣間見えた瞬間でした。
おしまい。
追伸)後日こんな記事も書いたよ!