こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
早いものでもう年末ですね。夫は今日が仕事納めでした\(^^)/
さて、今日のテーマは【HSPと断捨離】。
大掃除のこの時期に、思い切った断捨離をと考えている人も多いことでしょう。
でも、その断捨離って本当に必要?
繊細なHSPさんは、少し立ち止まって考えてほしいのです。
今日はHSPの私が、一般的にいわれている断捨離論とは真逆の話をします。
HSPの私と断捨離
HSPの私にとって、断捨離はただ物を捨てる作業ではありません。
断捨離は過去の自分と決別し新しい自分に生まれ変わる、そんな大切なプロセスです。
昔から長期記憶に長けていた私は、自分の身の回りにある物にへの思い入れが人一倍強く、大変な物持ちでした。
亡くなった祖母がくれたあやとりやお手玉、母とおそろいのポシェット、サンタさんにもらった雪模様のマフラー、書いては消してを繰り返したルーズリーフ・・・
どれもこれも思い出がいっぱい詰まっていて、なかなか捨てられないのです。
ひとつひとつの物にまつわる全ての思い出を懐かしみ、慈しみ、そこに思い切ってさよならをする。断捨離は物を捨てる作業だけど、その行為は心と直結しています。
行き過ぎた断捨離は心を痛める
昔、行き過ぎた断捨離で、メンタルを恐ろしく不安定にしてしまったことがあります。
以前、夫と2人で狭小住宅に住んでいました。しかし息子が生まれ、息子の物を置くスペースを確保するために、待ったなしで断捨離を決行しなければならないことに。
数々の整理整頓のハウツー本にあるように、「迷ったら捨てる」と脇目も振らずに物を捨てまくりました。部屋は綺麗になったのに、心にはぽっかり穴が空いてしまい、しばらく涙が止まりませんでした。物を捨てるスピードに、心が全く追いついていなかった、自分を痛めつけてしまったのだと反省しています。
心が痛むまで断捨離する必要はない
「断捨離は思い切りよく」
「迷ったら捨てる」
断捨離のハウツー本にはそのようなことがたくさん書いてあります。でも、こうした一般論とはあえて逆のことをいわせてもらいます。
HSPの断捨離は、むしろゆっくりじっくり時間をかけて、自分の心と納得いくまで対話することが大切なんだと。
物を捨てることで心がピリリと痛むようならば、今は断捨離の時期ではない。
そう判断してもよいと私は考えています。
私自身、これからは心がスッキリ軽くなるような、そんな断捨離を目指します。
(^^)/
※ちょっぴりASDでHSPな私のこと↓