どうも！【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
我が家では、夫のうっかりミスの防止と夫婦円満のために、ユニバーサルデザインに基づく生活のシステム化に取り組んでいます。例えばこんな感じです↓
gray-zone-family.hatenablog.com
しかしこれ、やり出したらキリがないんです( ˊᵕˋ ;)!!
大雑把すぎるADHD夫とこだわりの強すぎるASD妻。お互いが快適な生活を送るのための妥協点を探ります。
凸凹夫婦が生活をシステム化する利点
ユニバーサルデザインとは、障害、性別、国籍、文化などの違い関わらず誰もが使いやすく工夫された環境や製品などの設計（デザイン）こと。ユニバーサルデザインに基づいて家庭生活をシステム化することで、私たち凸凹夫婦もある程度快適にすごせるようになります。
具体的には以下のような利点があります。
- 妻のこだわりの名言化。
- 夫の「うっかりミス」や「やり忘れ」の減少。
- 夫に対する妻のイライラや小言の減少。
- 夫の「妻から小言を言われる」というストレスの減少。
ADHDの夫はいい意味でとても大らかですが、裏を返せば生活が乱れやすい(生活の乱れをあまり気にしていない？)ところがあります。
反対にASDの私はこだわりが強く、生活の細部が気になってしまいます。私にとっては生活の乱れが強いストレスとなるのです。
例えば食器ひとつとっても、私はどこに何をしまうかをきちんと決めて収納したいのですが、夫はそういう意識が私に比べて薄く･･･私からすると「何よこのぐちゃぐちゃは！」と心がザワつきます(^_^;
脱ぎ捨てられた靴下に関しても然り･･･。
夫は私が「○○に気をつけて」と何度言っても、ADHDの特性上意識を継続させることが難しく、悪気なく同じことを繰り返します。
結婚当初、夫とはこの手のことで随分ぶつかりました。当時は「なんでだらしない人なんだ」とばかり思っていました。でも夫のADHD特性を理解する中で、夫と自分をだいぶ相対化して見られるようになりました。すると、夫の大雑把さと同時に自分自身のこだわりの強さも見えてくるようになり･･･生活の中でぶつかるのはお互い様だということもわかりました。
ユニバーサルデザインに基づいて生活をシステム化することで、私のこだわりがある程度見える化されるし、夫のうっかりミスも同時に防ぐことができる。まさに一石二鳥なのですが･･･
やりすぎは息が詰まる？
実は最近ある悩みを抱えています。
生活のシステム化を一体どこまでやっていいのかな？という悩みです。
ご飯の炊き忘れや鍵の紛失など、夫のうっかりミスで夫自身が困る問題に関してはシステム化はかなり有効です。実際これによって夫のミスは激減しました。
でも、夫よりうんと細かい性格の私は、夫が困っていること以上に細部のあれこれが気になってしまいます。本当はあれもこれもシステム化したいのだけど･･･私がこだわりを全開にすると、夫は息が詰まってしまうことでしょう･･･:( ;´꒳`;)
「対等な夫婦関係」という前提に立つと、私のこだわりを夫に全て押しつけるのは間違いです。夫には夫の生活の仕方があるからです。しかし私が一方的に我慢し続けるのも健康にはよくありません。
大雑把なADHD夫と、こだわり全開のASD妻。凸凹夫婦がそれぞれ快適に生活できる妥協点はどこなのでしょうか･･･。
折衷案として
いろいろ考えたのですが、今のところこんな感じでやろうと考えています。
【生活のシステム化の規準】
- 夫(あるいは両者)が本当に困っていることや改善したいと思っていることを最優先にシステム化する。
- 私のこだわりの中でどうしても我慢できないもので、かつ夫が「これならできそう！」とやる気になってくれたものに関してはシステム化してもよい。
わたしのこだわりは前面に出すときりがないので･･･基本は自分自身で解消します(^_^;しかし、どうしても我慢できないもので、夫に協力してもらわないといけないものがあれば、夫に相談しながらわかりやすい形でシステム化していきたいです。
これを地道に繰り返すことで、生活観の違いによる夫婦喧嘩を極力減らしていきたいです。
おしまい！
※ユニバーサルデザインによる生活のシステム化について、こんな記事もあります↓↓
gray-zone-family.hatenablog.com
