こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
今日のテーマは「自分の認知特性を知る」。
認知特性とは「脳の情報処理のクセ」のことで、発達障害とも関係の深いものです。
先日夫に、「本田40式認知特性テスト」という簡易テストを教えてもらいました。
夫婦でさっそく受けてみたので、その結果も踏まえて紹介します。
1.「認知特性」とは
「認知特性」とは、ある情報を受けたときに、脳がどのようにそれを処理しているか(=思考パターン、癖)を分類したものです。
教科書の暗記や作文は得意!でも英語のリスニングは苦手だったなぁ・・・
先生の話は聞き漏らさなかったけど、ノートを取るのは苦手だった!
学校の勉強に得意不得意があるように、認知特性にはかなりの個人差があります。
例えば、「りんご」という言葉を聞いたとき、あなたは何を思い浮かべますか?
りんごのイラストを思い浮かべる人、「りんご」「リンゴ」「林檎」という文字を思い浮かべる人、「り・ん・ご」という音の響きの印象が強い人・・・様々な人がいます。
認知特性は、以下の6つに分類されます。
2.発達障害と認知特性
認知特性は発達障害とも関係が深いといわれています。
人は誰しも得意不得意があります。
6つの認知特性においても、程度の差はあれ人それぞれに、「得意な部分」と「苦手な部分」とがあることでしょう。
認知特性にこのような波がある状態を「凸凹」と呼びます。
この凸凹の波が大きい、つまり「得意」と「苦手」の差が大きいと、情報処理がスムーズにいかず、日常生活での困り感が目立つようになります。
このような状態を「発達障害」と呼びます。
例えば発達障害の特性のひとつである「感覚過敏」は、耳や目からの情報を取り過ぎることで、日常生活に支障をきたす状態のことを指します。
3.「本田40式認知特性テスト」を受けてみよう!
先日夫に、自分の認知特性を知るためのテストがあると教えてもらいました。
それが「本田40式認知特性テスト」です。(リンクはまとめて文末↓↓)
このテストは40の質問で構成されています。
質問に全て答えると、自分の認知特性をグラフ形式でわかりやすく表示してくれます。
私も実際に受けてみました。
その結果がこちら↓
①カメラタイプ 26点
②3Dタイプ 36点(最高点)
③ファンタジータイプ 35点
④辞書タイプ 28点
⑤ラジオタイプ 33点
⑥サウンドタイプ 10点(撃沈)
↑これらは先述の6つの認知特性とそれぞれ対応しています。
(①②が視覚優位、③④が言語優位、⑤⑥が聴覚優位)
得点の見方は以下です。
-
14点以下:弱い認知特性
-
15点~45点:一般的なレベル(赤い点線で囲まれたゾーン)
-
46点以上:強い認知特性
私の認知特性をまとめるとこんな感じです↓
私の場合、全体的に平均的でしたが、聴覚に関しては著しく凹んでいる部分がありました(笑)
ピアノ習ってたのに~(゚´Д`゚)
ちなみに夫は視覚的な認知が弱く、全体的に聴覚優位。
最も秀でていたのは、意外にも言語(④辞書タイプ)でした。
互いにセルフイメージとほぼ合致する結果となり、おもしろかったです!
4.まとめ
今日は「自分の認知特性を知る」というテーマでお話ししました。
最後にテストのリンクを載せておきます。
数分でできる簡単なテストなので、皆さんもぜひ試してみてください。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
※本田40式認知特性テスト(パソコンの方)
https://micri.jp/ninchitokusei/
パソコンがあればExcelデータを簡単にダウンロードできます。
※本田35式認知テスト(スマホの方)
https://overpass.dokkoisho.com/cognitive/
スマホでは簡易版のこちらがオススメ!サイトに入力するだけでOKです。
※認知特性について
認知特性については、京都精華大学のリーフレットがわかりやすいです↓
https://www.kyoto-seika.ac.jp/campuslife/advisement/gjh1lq0000002chw-att/a1622109208943.pdf