グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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幼い私と愛着の話①~ちょっとASDでHSPな私

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こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。

ちょっとASDでHSPな私、最近自分について重大な気づきがありました。

今日のテーマは【幼い私と愛着】

私にとって最も辛い過去、そして最も和解したい過去についての話です。

 

私の「自信のなさ」と愛着

親元を離れて十数年。

私は自立できていると思っていました。

結婚して、妻になり、母になり・・・

親ともようやく対等な関係になれたと思っていました。

でも違った。

我が子に思うように向き合えない自分がいる。

どこにいても、何をやっていても、どうしようもなく不安で自信のない自分がいる。

そして、

母の顔色を伺う自分がいる。

母に否定されるのが怖い自分がいる。

母に認められたい自分がいる。

そんなことに気づいてしまったのです。

同時に今まで蓋をしていた辛い記憶が次々とよみがえってきました。

2歳、ちょうど我が子と同い年の幼い私の記憶それがはじまりです。

私の自信のなさの背景には、ASDHSPだけではなくて、どうも愛着形成に関わる問題があるようです。

そしてそれを知ってしまった今、それこそが私の「生きづらさ」の根源的問題であり、私が最も向き合うべき問題であると強く感じるようになりました。 

母について思うこと

母のことは大好きだし信頼しています。

私は何か困ったことがあると、よく母に電話します。

子どもの冬服どうしよう?みたいな小さなことから、夫のADHDや人生の話までいろいろ。

何かに迷っているときに、母の声を聞くと安心します。

それなのに、私は母と意見が食い違うことが怖い。恐怖なのです。

親には親の考えがあると頭では理解しています。

でも、私は母と意見が食い違うと(ちょっとでも否定的なニュアンスのことを言われると)、私の何かを否定されたような気がしてとてつもなく不安になります。

例えば夫のあれこれを母が悪く言ったときとか・・・。

(ADHD夫の金銭トラブルの話を聞くとき、母はいつも冷静ではいられないようで…そんな母を感じるとき、私も冷静でいられなくなるのです)

それはただの不安ではなくて、むしろ恐怖に近い感情。

大切なものに見捨てられたような、言い様もない恐怖です。

これは、私がまだ母と自分を切り離せていない証拠です。

私は今でも、母に無条件に認められたいのだと思います。 

夫に対してもある「見捨てられ不安」

これと同じようなことが夫に対してもあります。

私は夫に否定されるのが怖い。

夫からの愛を確かめずにはいられないのです。

「どうして俺を信用してくれないの。いつだってはっさくの味方なのに」

私はどうして夫を信用できないのだろう・・・

自分でも長らくわかりませんでしたが、最近は少しわかります。

私の中には強い「見捨てられ不安」があります。

大切な人が、なぜかわからないけど、私のことを捨ててどこかへ行ってしまうような気がしてならないのです。

それを感じるとき、私の心はいつだって2歳の頃の私に戻るのです。

私を置いていかないで。

私の側にいて。

私だけをみて。

そんな気持ちになるのです。 

生きているうちに

親子関係はいつだって複雑。私も親になったからわかります。

きっと誰しもが、多かれ少なかれそこに闇を抱えているのでしょう。

生まれ持ったASD特性とHSP気質、そして、親子関係の闇と愛着の問題。

私の生きづらさの原因はここにあると感じています。

*****

これから時間をかけて【私と愛着】というテーマで母との関係について振り返ります。

私ももう30代。あの頃の母の年齢になっています。

辛い話も多いですが、私が元気なときに少しずつ書いていきます。

母との和解のために、母が読んでくれていることを信じて、母に届くような言葉で表現していきます。

生きているうちに、母と真に対等な関係になれるといいな(^^)

 

※私と愛着②はこちら↓