グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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「ただ上をみているだけ」の時間~敏感っ子(HSC)の世界

こんにちは!【ADHD夫を支える妻】はっさくです。

私の息子は両親に似て「人一倍敏感な子(HSC/Highly Sensitive Child)」です。

今日は、敏感っ子の息子のほっこりエピソードを紹介します。

 

森のようちえんに通う息子

息子は「森のようちえん」に通っています。

そこは自然の中で子どもの自発的な遊びをまるっと尊重してくれる素敵な園です。

子どもたちは豊かな自然の中で、ただひたすらのびのびと、思い思いに遊びます。

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「ただ上をみているだけ」の時間

昨日お迎えに行ったら園長先生にこんなことを言われました。

「森の中で皆が走り回って遊ぶ中、息子くんだけ立ち止まってずーっと上ばかりみていました。すごくキラキラしたお目目で」

園長先生が何をみているの?と聞いたら息子は

「キラキラをみてるの」と。

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「見上げたら木漏れ日がキラキラすごくきれいで…

彼は木漏れ日を全身で感じていたんですね。

私も息子くんと一緒に木漏れ日を浴びました」

息子くんの繊細で素敵な感性、大切にしてあげてくださいね。

最後にそう園長先生に言われて泣きそうになった母です。

 

敏感っ子ならではの感性をまるっと肯定する

以前見学に行った園では、園庭の隅で固まっている息子に、

「そんなところに立ってるだけじゃつまらないでしょ」

「遊具で皆と遊んでおいで」

先生たちは次から次へと声をかけたり、手を引いて連れていこうとしたり。

なんだか悲しい気持ちになったものです。

そうじゃなくて、息子には息子の感じている世界があるはずで、それが他の子と少し違うものであっても、その全てをまるっと肯定してあげたいのです。

「ただぼーっと立っているだけ」

「ただ上をみているだけ」

そこに息子ならではの感性を見出してくださる園長先生、すごく素敵な方だなぁと思いました。

私も母として、そんな温かい眼差しで息子を見守れたらいいな〜。

\(^ω^)/

 

※こんな記事もあります☆私も森のようちえんっ子でした。

gray-zone-family.hatenablog.com