グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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夫(ADHD)を連れて発達障害者支援センターの初面談!緊張したよ~(>_<)

こんばんは!早くも初夏の日差しで首筋が黒焦げのはっさくです(*¯ㅿ¯*;)
 
今日は夫と一緒に発達障害者支援センターの面談に行ってきました。
 
初面談だったので、私も夫と一緒にドキドキ(^0^;)
 
相談内容は、ADHDの夫の金銭トラブルについてがメインです。
 
たくさんの学びがあったので、忘れないうちにまとめておきます!
 
 

夫を説得!ついに面談にこぎつけた

 
以前からADHDの夫のお金のトラブルに1人で悩んできた私。
 
そろそろ耐えられなくなってきて、藁にもすがる思いでSOSしたのが発達障害者支援センターでした。
 
電話相談の感触がよかったので、何としてでも夫を連れて行きたい!
 
けれど、夫の反応はいまいちでした・・・。
 
「誰かに相談したいとは思うけど・・・なんだか怒られにいくようであんま気が進まないな。自己開示するって勇気がいるし、自分が発達障害だって誰にも知られたくない。」
 
ぐぬぬ。めげそうになっても何度もプッシュ!
 
そして、最後の一言が彼の心に届いたようです。
 
「自分の過去のこと全て話さなくても、困っていることだけ相談しにいくって感じでいいんじゃない?実際お金のことは困ってるんだし。合わなかったらてきとーに話を流してもいいしさ!気楽に行こうよ^^」
 
気楽にいこう!その一言がよかったようで、
 
「そんなにかしこまっていかなくていいんだったら行ってみようかな?」
 
と、なんとかOKをもらえました。
 
その後、前夜まで、発達診断の用紙を紛失しただの、本当は行きたくないだの、ブツブツ言っていた夫でしたが・・・なんとか当日を迎えることができました!
 
 

いざ発達障害者支援センターへ!

 
面談日。発達障害者支援センターに向かいます。チャリでもり漕ぎ💦遠い💦暑い💦
 
面談はセンターのスタッフさんと心理士さんによって進められました。
 

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面談スタート

 
発達診断の結果や子どもの頃の話、日常での困りごとを聞き出し、夫のADHDの概要をつかもうとしている様子。話す中で私たち夫婦の関係(仲がいいのかな?妻の理解があるのかな?とか・・・)もそれとなく伺っているようでした。
 
そしてついにメインのお金のトラブルについて。
 
  • 諸々の支払いの期限が切れてしまうこと
  • 振り込みミスを連発してしまうこと
  • 領収書の管理ができず手続きの漏れが生じること
  • 案件が膨大で把握しきれなくなっていること
  • お金に対する苦手意識⇒後回し癖発動
 
などをかいつまんで説明。
 
また、将来的にはお金のシステムを整えその管理を妻である私に移行したい(夫は手放したい)のだけど、日々の細々としたトラブルの対処に追われてそこまでなかなかたどり着かない、ということも話しました。
 

問題の本質は・・・

 
私たちの話を受けて、心理士さんはこういいました。
 
「日常の細々したトラブルの対処に追われるとのことだけど、もしかしたら「日々の細々したトラブルの解決」が一番大切な課題なのかも。大切なのは、全ての問題を一気に片付けてしようと思わないこと。これからもミスが出ると思うけど、少しずつ前進しているし焦らないで。目の前のことをとにかく対処することが一番の近道です。」
 
なるほど。日々の細々したトラブルこそが一番向き合うべき課題・・・。
 
そう思うと、私たちが今までコツコツ積み上げてきた努力は無駄ではなかったのかもな。
 
私も夫も「頑張っても全然問題が解決しない(>_<)!次から次へトラブルが!!」と思っていたけど、日常の小さな頑張りをもう少し労えるようにしたいなぁと思いました。
 

たくさんの励ましの言葉

 
心理士さんは、ADHDに向き合う夫だけでなく、それを支える私のこともたくさん励ましてくれました。
 
「こんなしっかりした奥さんがいるのだから、奥さんをもっと信頼して。奥さんは困ったときの機動隊。任せられるところはどんどん任せてください。恥ずかしいと思っても、横についてダブルチェックをしてもらうとかね。」
 
機動隊だなんて大げさなぁ(>_< )・・・と思いつつ、私はもっと夫に信頼してしてほしい。私の気持ちを代弁して夫に伝えてくれているようで嬉しかったです。
 
また、「ご夫婦で目指すべきゴールが明確でいいですね!」「夫婦の連携が素晴らしいので大丈夫!」と、私たちの頑張りを後押しするような嬉しいお言葉もいただきました。
 
その他、困りごとを解消するためのたくさんのアイディアや書籍なども教わり、とても充実した時間でした!(^^)!
 

面談を終えて

 
面談の帰り道、「第三者に相談するのも案外いいね。2人だと煮詰まるし。」と夫。
 
悩みを外に出してみて少しスッキリしたようで安心しました。
 
以前は「ADHDのことを誰にも言わないでくれ」と言っていた夫ですが、少しずつ変わってきているようで嬉しいです。
 
夫のことで1人で悶々と悩んでいたこの数年。夫や自分を責めていただけの辛い日々だったけど、ようやく道が開けてきたように思います。
 
今日も少し肩の荷がおりたな~。でも疲れた~。私も夫と同じようにかなり気が張っていたようです。
 
今日も、頑張った自分たちを労わろう★
 
おしまい!
 
※発達障害者支援センターについて詳しく知りたい方のために↓↓

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