こんにちは!はっさくです。
突然ですが、母とケンカしました(TT)
「ADHDの夫を助けて」
そう電話したのは私。それなのに心配してくれる母の気持ちを踏みにじるようなことを言ってしまった・・・。人に頼るのが下手な自分に嫌気がさします。
こんなんじゃダメ!私が変わらないと何も変わらない。
だから私は決意したのです。信頼できる第三者に助けてもらうことを・・・!
夫のことをオープンにするぞ!
私の夫はグレーゾーンのADHDさん。
- こだわり強め。
- うっかりミス多し。
- お金の手続きが苦手。
ここ数年、夫の金銭トラブルが後をたちません。金額はみるみる膨れあがり、それを立て替える私の口座はついにすっからかんになりました。
当の本人は、度重なる失敗により自信喪失、おまけにうつ気味。
いろんな意味で大大大ピンチ(´;ω;`)!!!
そんなときに母が言ってくれた言葉。
「あなただけで抱え込む必要はない。周囲の力を借りる必要があるのでは。」
わかってる。わかってるんだけどさ…
「はっさくしか信頼できない。」
「いつも傷つけてごめん。」
「ADHDの自分が情けない。」
「誰にも言わないで。」
「見限らないで。」
そんな夫の言葉を真に受けている自分がいる。でも……
愛する夫のためにできることは、もっと他にあるのではないか。
そして考えたのです。
夫(ADHD)の度重なるお金のミスに、
— はっさく🍊ADHD夫を支える妻 (@grayzone_family) 2020年4月3日
怒るのをやめた。
急かすのもやめた。
だけど、
目をつぶるのもやめた。
これからはもっと、
私がたくさんの人や機関と繋がって「助けて」っていおう。
夫は怒るかもだけど、私がこの問題を1人で抱え込むのは「優しさ」ではない。#発達障害 #ADHD
決めた!
- 夫のことをもっとオープンにする!
- 専門的な第三者に助けてもらう!
これ以上夫が傷つく前に、さっそく行動に移すことにしました。
いざ!発達障害者支援センターへ
まずは私が発達障害者支援センターの電話カウンセリングを受けることに。
発達障害障害者支援センターとは、各自治体などにおいて発達障害の人やその家族の支援を行っているところ。私の住んでいる自治体では大人の発達障害専用の窓口があります。
※発達障害者支援センターについて詳しく知りたい方はこちらもどうぞ↓↓
gray-zone-family.hatenablog.com
実は以前住んでいた自治体でも、相談に乗ってもらったことがあります。そこではグレーゾーンであるがゆえの相談し辛さを感じたことや(診断名がついていないのに場違いじゃないのか・・・とか)、アクセスの問題などで、足が遠のいてしまっていました。
今回はどうだろう??
閉館ギリギリの駆け込み電話。ドキドキしながら、「ADHDグレーゾーンの夫のことで相談がありまして…」と切り出す私。
相手は気さくな作業療法士のおじさん。時間ギリギリにもかかわらず「今からでもお話聞きますよ(^^)」と言ってくれたので、安心して話すことができました。
まず、夫のADHD、うつ、今までのお金のトラブルなどをかいつまんで説明。
そして、
- 最近ようやく夫が、「苦手なお金の管理を将来的にはっさくに任せたい」と言ってくれたこと
- 今あるお金の問題は自力で解決したいと思っているらしいこと。
- しかしトラブルは増える一方で、なかなか解決しないこと。
- 夫を支える私の精神力が限界だということ
などを伝えました。作業療法士さんは私の話を否定することなく聞いてくれました。そして最後にこう言ったのです。
「ご主人に『お金の管理を任せたい』と言わせたのは一歩前進です!ただ、お金のことは『将来的に』ではなく、できれば『今すぐに』ご主人は手放すべきだと思います。はっきり申し上げます。これ以上は無理。なぜならADHDだから。これを続けるとご主人も奥さんももっと傷つくことになります。私でよければ一緒に考えていきますよ。」
・・・・!!!
頭を何かでガーンと殴られたような衝撃!
あまりにキッパリ言われたのでびっくりしたけど、たしかにその通り。夫も私も傷つきまくってる。
「もうこれ以上がんばれない。」
これが私の本音。
今まで夫を支えなくちゃ、応援しなくちゃと思ってがんばってきたけど、「もうがんばらなくていいよ」と言われたようで、嬉しいようなホッとしたような、涙が止まりませんでした。
開示することで救われる
勇気を持って頼れる第三者に開示すること。全てがここからスタートするのですね。
ブログやTwitterで夫のことを発信するようになってから、少しずつ背負ってきたモノが軽くなっていくのを感じます。言葉にするのは本当に大事。今回も勇気を出して相談してみてよかったなぁと思います!
皆さんも1人で悩みを抱え込まないで。どうか孤立しないで、その思いを誰かに話してみてくださいね(*^_^*)
今度は夫を説得して、一緒にここに来よう。それが夫のために今できる最善のこと。
いつかしんどかった日々を笑えるときが来ると信じて…!
おしまい\(^ω^)/
【追記】後日、ちゃんと夫を連れて行きましたよ↓