こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
私の夫は発達障害グレーゾーン。
ADHD(注意欠陥多動性障害)の傾向が強く、日常生活における不注意や衝動性に悩む、いわゆる「大人の発達障害」の当事者です。
さて、今日は久しぶりにADHDあるある(!?)をひとつ紹介します。
夫を見ていて強く感じるのは、夫の三大欲求にはひどくムラがあるということです。
もちろん、欲求は体の奥底から湧き出てくる衝動であり、その強さは人それぞれだと思います。
しかし夫のそれは何というか・・・見ているこちらが不安になるほど、ひどく乱れがちなのです。
三大欲求について
私たちは生きる上でたくさんの欲求を持っています。
中でも大切なのは、食欲、睡眠欲、性欲。
皆さんも知っている通り、これらは三大欲求と呼ばれており、生死に関わる最も基本的な欲求といわれています。
三大欲求が満たされて初めて、より高次の社会的欲求が生まれ、私たちはよりよく生きることができるのです。
さて、三大欲求の強さには個人差があるといわれています。
睡眠欲がない人はいないとは思いますが、中には性欲がない人や、食べることにあまり興味が持てない人もいるそうです。
ある調査によれば、三大欲求の強さは以下のような傾向があるようです。
1位:睡眠欲55.9%
2位:食欲33.8%
3位:性欲10.4%
出典:https://sirabee.com/2017/07/25/20161218432/
個人差はあれど、全体的としては「睡眠欲が強い」という人が最も多い傾向にあるようです。
【ADHDあるある】三大欲求のバランスが乱れがち!?
さて、夫の話に移ります。
ノーマルな状態の夫の三大欲求を図解すると、こんな感じになります。
睡眠欲:65%
食欲:30%
性欲:5%
ADHD特性とHSP気質を合わせ持つ夫は、日常生活を送るだけで脳疲労が溜まりがち。
よって睡眠欲のウェイトは平均よりもやや高めです。
また夫は食べることが好きで、普段は人並みに食欲もある印象です。
まあまあ凡人レベル
しかし、夫のこの三大欲求のバランスは、些細なことでひどく乱れるのです。
夫は特性上、肉体的にも精神的にも人一倍ストレスを感じやすい傾向にあります。
ストレスがかかると、夫の三大欲求はすぐにこのように変化します。
睡眠欲:98%
食欲:2%
性欲:0%(むしろマイナス?)
見てください、この睡眠欲の振れ幅を!
強すぎる睡眠欲が他の欲求を根こそぎ踏み倒していく様を・・・!!(;.;)
眠くて眠くてたまらない・・・
おつかれタスケテまるモードを発動した夫は、まるで脱皮前のイモムシのように、飲まず食わずでこんこんと眠り続けます。
そこかしこで寝落ち、食事を抜く回数が増え、体重は減って・・・この人は生きる気がないのか?と不安になります。
バランスの乱れは「体のSOS」
一般的に、三大欲求の乱れは「体のSOS」であると言われています。
人と比べてどうかではなく、普段の自分と比べてどうかが重要ポイントです。
夫の例で言えば、「ノーマルモード」と「おつかれタスケテモード」の振れ幅は非常に大きいものです。
それにもかかわらず、日常のストレスで頻繁にモードチェンジを繰り返していて・・・それだけ体に大きな負荷がかかっているといえるでしょう。
特性があると生きるだけで必死なんだナ・・・
まとめ
今日は三大欲求にまつわるADHDあるある(!?)を紹介しました。
たかが三大欲求、されど三大欲求。
生物としてのベースの欲望をしっかり満たしてあげないと、高次の欲求は生まれません。
発達障害の特性のある人はロングスリーパーの人が多いといわれています。
普段から上質の睡眠をしっかり確保するよう心がけましょう。
睡眠欲の振れ幅を体調のバロメーターとして活用するのもありかもしれませんね。
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