こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
今日のテーマは、最近街でよく見かけるヘルプマークについて。
ヘルプマーク、発達障害当事者の間でも利用する人が増えています。
ここで素朴な疑問。ヘルプマークは夫のような発達障害グレーゾーン(手帳無し)でも使えるのでしょうか。
ヘルプマークとは
ヘルプマークとは、障害や疾患などがあることが外見からは分からない人が、支援や配慮を必要としていることを周囲に知らせることができるマークです。
2012年に東京都で始まったヘルプマークの取り組みは全国へと普及しており、2019年3月31日現在、1都1道2府32県がヘルプマークを導入しています。
(参考:LITALICO仕事ナビ https://snabi.jp/article/163)
ヘルプマークをつけていると、電車やバスなどで席を譲ってもらいやすくなったり、駅や商業施設などで周囲が声かけなどの配慮をしやすくなります。災害時には安全に避難するための手助けをもらえることもあります。
(参考:東京都福祉保健局「ヘルプマーク」https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html)
ヘルプマークは発達障害グレーゾーンでも使えるのか
夫は不注意優勢型ADHD(グレーゾーン)です。
夫は役所や銀行などの手続きが苦手で、よく不注意による金銭トラブルを起こします。
先日、発達障害者支援センターの方からこんなことを提案されました。
「ご主人、役所や銀行の手続き限定でヘルプマークを活用したらどうかな?」
え!ヘルプマークって発達障害グレーゾーンでも使えるんですか?!
無知な私、思わず聞き返してしまいました。
結論をいえば、発達障害グレーゾーンでも本人が支援を必要とするならば、ヘルプマークを持つことができるとのことです。
HPによれば、ヘルプマークの対象者は「義足や人工関節を使用している方、内部障害や難病の方、妊娠初期の方など、援助や配慮を必要としている方」となっています。
(参考:東京都福祉保健局「ヘルプマーク」https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/shougai/shougai_shisaku/helpmark.html)
しかしヘルプマークの配布には、障害や疾患の基準があるわけではなく、障害者手帳や診断書の提出も必要ありません。
(自治体によっては交付申請書が必要な場合があります)
つまり、支援や配慮を必要とするすべての人がヘルプマーク使用の対象となるということです。
へぇ~~~~!
(参考:LITALICO仕事ナビ https://snabi.jp/article/163)
夫が必要とするならば
ADHDグレーゾーンの夫はATMでの手続きがとても苦手です。夫がお金の手続きをする際は、できれば銀行の窓口で直接行うのがいいのですが・・・コロナで窓口が縮小している現在、振り込みなど簡易な手続きは窓口では取り扱ってくれません。
先日夫は銀行にて、
「自分にはADHDの傾向があってATMだとミスをしやすい。窓口対応できないか」
と勇気をもってカミングアウトしました。しかしマニュアル通りの対応で門前払いされてしまい、夫はひどく傷ついたようです。
※詳しくはこちら↓
gray-zone-family.hatenablog.com
こんなときにヘルプマークがあったら、ちょっとは違ったのかな。
普段はつける必要がなくても、ここぞというときの紋所のように鞄に忍ばせておくのもアリかも!と思いました。
ヘルプマーク、いろんな使い方ができそうですね!
皆さんも上手に活用してくださいね
(^^)/
※「グレーゾーン」のつぶやきもぜひ↓
gray-zone-family.hatenablog.com
↓ブログ村参加中↓応援してね♡