こんばんは、はっさくです。
昨日はこんな記事を書きました。
私たちは発達障害グレーゾーンの凸凹夫婦です。夫はADHD、私はASDの傾向が強いのですが、「言葉への強いこだわり」がある点では似た者同士です。
「言葉への強いこだわりがコミュニケーションを難しくさせる」
昨日は少しネガティブな話をしてしまいましたが、振り返ってみると、それはなにも悪いことばかりではなかったなぁと。
思えば私たちが恋人になるきっかけを生んだのも、この「強いこだわり」でした。
今日は、2人のこだわりが生んだ愛(?)のお話をします。
大学のプレゼン大会で
夫と私は大学のクラスメイトでした。
夫とまだ恋人同士ではなかった頃、私たちは学部のプレゼン大会でたまたま同じチームになりました。
お互い物事に対してこちゃこちゃ思考し続けるタイプの私たちは、はじめからとても息が合っていたように思います。
「阿吽の呼吸」というのはこんな感じのことを言うのでしょう。夫と膨大な資料を集めて読みあさる作業、思考する作業、議論する作業、プレゼンに落とし込む作業・・・
ホントどれも最高(゚´Д`゚)!!楽しすぎる時間でした。
2人でどっぷり、毎日朝から晩まで、休みの日までそれに費やして、もうバカみたいに勉強したのを覚えています。
私がこだわりを全開にしても、それに対して引くこともなくちゃんと意味のある応答をしてくれる彼。他人なのにコミュニケーションのチャンネルがここまでぴったりと合うことは珍しい!
話が通じる人に人生で初めて出会えた気がしました。
テーマは当時センセーショナルだった国際問題。国際系の学部で各国からの留学生が多い中でのプレゼンは、一歩間違えばバッシングを受けかねないと恐れていたのですが、言葉のニュアンスに細かすぎる2人のプレゼンは、かなりの高評価をいただきました。
こだわりが生んだ愛
ここまではあくまでプレゼンの話。ですがここからが重要です。
私たちはその数ヶ月後に、恋人同士になりました。そして数年後に私たちは結婚、お互いのよき理解者として、また子育てに共に奮闘するベストパートナーとなりました。
始まりは真面目で堅苦しくて、燃え上がるような恋ではなかったかもしれません。
でも私たちは、お互いに惹かれ合いました。
自分の妙なこだわりや引っ付いて離れない頭は、あまり好きにはなれませんが、私が私だったから、そして夫が夫だったから、私たちはこうして一緒になることができたのです。
いや~本当によかった!!(゚´Д`゚)
人生何があるかわかりませんからね。
今日は、「言葉への強いこだわり」が生んだ愛のお話でした。
おしまい(^-^)