こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
今日は久しぶりに息子の話をします。
3歳の息子は、人一倍敏感な子(HSC/Highly Sensitive Child)の気質を持っています。
息子が安心できる大人には、ある共通点があります。
それは、私にはないもので・・・
日常の中で少し意識するようになりました。
「どうして大好きなの?」と聞いてみた
森のようちえんに通う息子には、お気に入りのスタッフさんが数人がいます。
登園するなり、いつも不安そうな顔であたりを見回して、大好きな人がいるかどうかを確認。
見つけたら、ぱぁっと笑顔になって、母の方を振り向きもせずに走っていきます。
逆に、「この人はどうしてもダメ!」という人もいるようで・・・
そのスタッフさんを見つけると、遠巻きに、なるべく距離を置いて遊ぶのです。
先日、息子に聞いてみました。

息子君は、△△ちゃんや××ちゃん(スタッフさんの名前)が大好きなの?

うん!大好きなの

どうして大好きなの?
すると、とてもシンプルな返事が返ってきました。

△△ちゃんも、××ちゃんも、声が小さいから好きなの
息子は音に人一倍敏感だった
ちなみに息子が苦手なスタッフさんは、声が大きく元気いっぱいの人・・・
なるほど。
息子が安心できる大人の共通点、
それは「声の大きさ」だったのです。
「声が小さい」というより、「声が柔らかい」といった方が適切かもしれません。
息子は赤ちゃんのときから、耳がとても敏感でした。
エアコンやバイク、飛行機の音は今でもあまり好きではないし、
子育て支援センターなど子どもがたくさん集まる場所では、耳を塞いで泣いていることもありました。
息子の恐怖心のほとんどは、「音」に関する刺激からくるものです。
「お母さんの○○が嫌い!」といわれた
そういえば先日、息子がいきなり大泣きしました。
どうしたの?と聞くと、こんなことをいわれてしまいました。

お母さんの大きい声が嫌い!怖い!
ガーン・・・(ToT)
こちらは怒ってもいないし、普通の声の大きさで喋っていたつもり。
それでも、私の話し方のせいで、知らず知らずのうちに息子に威圧感を与えていたかもしれないと反省しています。
声の大きさかぁ・・・
私の声は、生まれつき張りがあって大きく、小学校教諭時代はそれに随分助けられてきました。
子どもの頃から「よく通るいい声だね」と褒められることも多かったのに、
息子の前でそれが仇となっていたとは・・・(゚´Д`゚)
昔、小学校教諭の初任者研修でも、こんなことをいわれたことがあったっけ。
「大きな声の連続でびっくりする子も中にはいる。もう少し声の大きさを使い分けてみよう」
教室の雑音に耳を塞いでいたあの子と、息子の姿が重なって、
「そういうことだったのか」
と、妙に納得しました。
まとめ
今日は、息子が安心できる大人の共通点と、そこから得た気づきをまとめました。
HSCの息子が安心できる大人の共通点は「声の大きさ」。
声の大きい人は苦手なようです。

大きな声は、知らず知らずのうちに、敏感な子に恐怖心や威圧感を与えてしまうかも?!
子どもに何を伝えるかも大事。
でも、どんな口調で伝えるかも大事ですね。
母として、今後も子どもに関わる仕事する者として、これからも心に刻んでおこうと思います。
(^^)/
※HSCの育児について↓