グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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私と愛着⑥~「毒親」という言葉に思うこと

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 こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。

ちょっとASDでHSPな私の心の闇を語るシリーズ【私と愛着】第6回目。

今日のテーマは「毒親」です。

※私と愛着⑤はこちら↓

 

母と、「毒親」という言葉

「毒親」

私はこの言葉が嫌いです。

愛着の話をすると、まるで私の母が「毒親」だったかのように捉えられてしまうことがあります。

たしかに母との愛着形成は、幼い私にとっては十分とはいえませんでした。

私には、大人になるまで母に対して飲み込んできたいくつもの言葉や感情がある、

それも事実です。

それでも私は、母のことを「毒親」だと思ったことは一度もありません。

母は「毒親」ではなくて、ただ「未熟」だった。

真面目な母は、未熟ながらも、懸命に我が子に向き合おうとしていた。

そう、今の私のように・・・。

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育児をするようになってよかったと思うこと。

それは、自分と何も変わらない「未熟な1人の女性」としての母の姿が、ありありと目に浮かぶようになってきたことです。

「毒」のない母親なんていない

母親というものは、多かれ少なかれ、誰でも「毒」を持っています。

子どもにとっては、親のどんな一面も「毒」になりうる、

親子関係とはそういうものなのでしょう。

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私は母が大好きだし、母から学んだことがたくさんあります。

母からもらった「愛」も「毒」も、その全てが私という人間をかたちづくっています。

「毒」に正面から向き合い、それらを全て手放したとき、母とはよき親友になれると信じています。

P.S. 今日は母の誕生日!お母さん、還暦おめでとう(^o^)♡

 

※私と愛着⑦はこちら↓