こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
先日夫にいわれてハッとした言葉を紹介します。
意識すれば、大切な人への愛おしい気持ちでいっぱいになります。
してもらったことを数える
先日夫がこんなことをいっていました。
20代の自分は、相手に施してきたものにしか目を向けていなかった。
「自分はこんなにも与えてきた」という自負は、ただの自己満足だったのかもしれない。
30代は、あらためて「自分が相手にしてもらったこと」を数えられる人間になりたい。
なるほどなぁと思いました。
私が見えていなかったもの
「自分が相手のために何をしてやれるのか」という視点はたしかに大切です。
大人になって、家族が増えて、大切な人に何かをしてあげたくなるというのはごく自然な気持ち。
だから与えて、与えて、与えて・・・
それはそれですごく素敵なことだけど、なぜだろう?あまり長続きしないのです。
積もりに積もった違和感の末に、「自分はこんなにもしてやってるのに!」と、相手からの見返りを求めてしまうあの感じ。
与えたかったから与えていたのに、いつしか与えることが義務のようになってしまうあの感じ。
それは、私が夫や息子に対して日々抱いている感情そのものだと思いました。
私に足りなかったのは、「自分は相手のために何をしてやれるのか」を考えると同時に、「自分が相手にしてもらったこと」にしっかり目を向けることだったのかもしれません。
相手といてクスッと笑えた瞬間。
相手の何気ない気遣い。
背中を押してくれた温かい言葉。
相手に触れたときの癒し。
ただそこにいるという安心感。
存在そのものの素晴らしさ。
それらは日常に数え切れないくらい転がっていて、どれも当たり前のように私の一部になっていきます。
そんな愛おしいひとつひとつを数えられる人になりたいなぁと思いました。
(^^)/