こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
今日は「人一倍敏感な子(HSC)」の育児について。
繊細な感性をもつ敏感っ子の育児には、悩みが尽きません。最近息子も、そんな子どもの1人であると感じています。また私自身も、かつてはそんな子どもの1人であり、母の手を煩わせてきました。
今日のテーマは「敏感っ子の育児で最も大切な2つのこと」。
敏感っ子だった私が母にしてもらって嬉しかったことで、息子にもしてあげたいと感じることを2つ紹介します。
その1:どんなときでも味方でいること
私の母は、母としての葛藤を抱えながらも、私の全てを受け入れようとしてくれました。母も父も、どんなときにも私の味方でいてくれました。
自分を見失いそうになったときに、最も信頼する人が必ず自分の味方でいてくれる安心感。これがあれば無敵です。
親として大それたスキルは必要ないと思います。どんなときにもその子の味方でいようとする覚悟があれば、子どもに必ず伝わります。こうして育まれた自己肯定感が、どんな世界にも1人で羽ばたける強さをもたらします。
私も、母としての葛藤を抱えながらも、いつでも息子の味方でいたいです。
その2:「気持ちを表現する言葉」を育むこと
「気持ちを表現する言葉」
もしこれがなかったら、私は孤独でした。
母はいつも、私の癇癪に根気強く付き合ってくれました。誰も聞いてくれなかった私の言葉を、母だけは聞いてくれました。母はただ、私の話を「うんうん」と丸ごと受け入れてくれました。
「その気持ちは○○という感じなのかな?」
ときどき助け船をくれました。
「私はいつでもあなたの味方だよ」
そんな安心感のもとで、私の中から自然と言葉があふれ出てきました。私は母とのやり取りの中で、自分の気持ちを表現するためのたくさんの言葉を学びました。
敏感っ子の心はいつも感情の渦でいっぱい。自分の感情にぴったりの言葉を使えるようになると、「自分自身」がわかります。
私は何が好き?
何が嫌い?
どんなときに悲しくなるの?
どんなときに幸せを感じるの?
そんなことがわかると、感情の大渦の中でも自分をちゃんと見つけ出せるようになります。そして、溢れる気持ちを誰かに伝えたくてたまらなくなります。
全てに共感はしてもらえないかもしれません。傷つくこともあるかもしれません。
でもその言葉を手がかりに、自分の心地よいと思える人たちにたくさん出会うことができます。
我が子にも、そんな「言葉の力」を豊かに育んでいきたいです。
まとめ
今日は、敏感っ子の育児で最も大切な2つのことを紹介しました。
①どんなときでも味方でいること
②「気持ちを表現する言葉」を育むこと
単純なことですが、これによって救われる子どもたちがたくさんいます。記憶の片隅にとどめてていただければ幸いです。
(^^)/
※HSCの育児について感じていること↓