グレーゾーンなわたしたち

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怒りの根っこにある感情を見つめ、癒す方法

こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。

前回、怒りの渦中のコミュニケーションのコツを紹介しました。

gray-zone-family.hatenablog.com

今日は、怒りそのものについて少し掘り下げてみます。

怒りの正体は何なのでしょうか。

また、どうすれば怒りと仲良くなれるのでしょうか。


◆怒りは二次感情である

心理学では怒りを二次感情と呼んでいます。

怒りの根っこには、不安、恐怖、悲しみ、焦り、羞恥、困惑などといった一次感情が必ず存在します。

それらの感情が処理できず溢れ出たときに、怒りとなって表出します。

怒ることで心を守っているのです。

そういった意味でも、「怒り」=「心のSOS」ととらえるべきです。

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心のコップがいっぱいになると溢れてしまう!

 

◆怒りを放置するとどうなる?

怒りのエネルギーはとてつもなく強いもの。

そんな怒りを放置すると、どうなってしまうでしょうか。

溜まりに溜まった怒りは、様々な場面で悪影響を及ぼします。

怒りの感情が自己に向かうと、自分自身を必要以上に責め、自尊感情が低下します。

これが積み重なることにより、心の健康が脅かされることがあります。

また、怒りの感情が他者に向かうと、人を傷つけたり、人間関係を壊したりします。

怒りは認知の歪みを引き起こす原因にもなり、エスカレートすれば反社会的な行動にまで繋がる恐れもあります。

 

◆怒りの根っこにある感情を見つめ、癒す

怒りを鎮めるためには、怒りの根っこにある一次感情を見つめ、癒すことが大切です。

怒りそのものを癒そうとするよりも、怒りの根っこにある一次感情と向き合う方が、エネルギーが小さく癒しやすくなります。

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とはいっても、一次感情というものは、自分でも気づくことがなかなか難しいです。

なぜなら、脳の反応はとても素早く、元の感情に気がつかないうちに怒りに変わってしまうからです。

怒りの根っこにある一次感情に気づくには、普段から自分の感情に敏感になる必要があります。


◆一次感情を探るワーク

ここで、怒りの根っこにある一次感情を探るワークを紹介します。

日常の小さな怒りから試してみるといいそうです!

【一次感情を探るワーク*1

(1)怒りを感じた出来事について、①②を考える。

①相手にどうしてほしかったのか

②自分はどうしたかったのか

 例)夫が待ち合わせに遅刻して腹が立った。

 ①事前に連絡してほしかった。

 ②夫をニコニコ笑顔で迎えたかった。

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はっさく

実際の行動が目に浮かぶような、具体的な言葉で表現するのがコツ!

(2)(1)を「〜してもらえなかった/〜できなかったことが○○と感じた」という文章にして、○○の部分に怒り以外にどんな感情が入るか考える。

例)①事前に連絡をもらえなかったことが、不安だと感じた

  ②夫をニコニコ笑顔で迎えられなかったことが、悲しいと感じた

上の例で、怒りの元になっている一次感情は、「不安」や「悲しみ」です。

「不安」や「悲しみ」の方が、怒りそのものよりも、ずいぶん受け入れやすくなりますね。

ちなみに、ここでは「悲しい」ではなく、あえて「悲しいと感じた」と表現しています。

そうすることで、自分と感情との間に距離が出て、客観的に感情を受け入れやすくなるそうです。

 

◆まとめ

今日は、怒りの正体と、怒りの根っこにある一次感情を探る方法を紹介しました。

日常の小さなことで、怒りの根っこにある感情を冷静に見つめる習慣をつくる。

このことは、ネガティブのな感情を肯定する練習になります。

またコミュニケーションでは、怒りそのものではなく、怒りの根っこにある一次感情を相手に伝えると、相手も受け取りやすくなります。

皆さんも試してみてください。

(^-^)/ 

 ※アンガーマネジメントについて、「イライラ日記」も有効です↓

gray-zone-family.hatenablog.com

<参考>

怒りは二次感情 怒りの下にある感情を癒す│大阪神戸の心理セラピー・カウンセリング Prado

怒りのメカニズム | 日経クロステック(xTECH)

怒りの背後の感情をみてみよう:朝日新聞デジタル

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*1:大阪神戸の心理セラピー・カウンセリングPrado「怒りの元となった感情を探すワーク」より作成 https://prado-therapy.com/%E6%80%92%E3%82%8A%E3%81%AF%E4%BA%8C%E6%AC%A1%E6%84%9F%E6%83%85/