こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです。
今日のテーマは【人間関係の境界線(バウンダリー)】。
ちょっとASDでHSPの私は、どうもこの境界線の引き方が下手。でも、人間関係の境界線は、自分次第でいつだって引き直すことができるのです。
境界線(バウンダリー)とは?
バウンダリーとは、自分と他人との間にある境界線のことです。
快適な人間関係を築くためには、人との距離が近すぎず遠すぎず「ほどほど」であることが望ましいですよね。職場での人間関係や友人関係はもちろんのこと、親子間や夫婦間など近しい間柄でもそれは同じです。
人間関係が上手くいかないとき、片方が片方の境界線を知らず知らずのうちに踏み越えてしまっている状態(=バウンダリー・オーバー)に陥っていることがあります。人間関係のストレスの大半がこのバウンダリー・オーバーによるものといっても過言ではありません。
「人間関係の境界線をうまく保ち、自分(あるいは他者)の領域を守る」
大切なことだと頭ではわかっているけど、これがなかなか難しいのです(;´Д`)
ちょっとASDでHSPな私は境界線(バウンダリー)が曖昧
発達障害の特性を持っている人やHSP気質の人は、自他の境界線が曖昧で、バウンダリー・オーバーを起こしやすいといわれています。
ちょっとASDでHSPの私も、もれなく境界線の引き方が下手くそです。例えば、ADHDの夫の領域に知らず知らずのうちにズカズカ踏み込んで夫を傷つけてしまうし(家族には甘えが出ているのかも)・・・そんな自分が怖くて、外では常にビクビクしています。
私にはASDもたしかにあるけど、同時にHSP気質もとても強く、人に対してものすごく気を使う一面があります。人からどう思われているかを気にしすぎて、家族以外に自分をうまく出せずにいます。そのせいで、外では他人に自分の領域にズカズカと踏み込まれる感じがして、どっと疲れてしまうのです。
初めて友人にNOと言えた日
先日もこんなことがありました。
相手に境界線をヒョイっと踏み込まれるのが見えているのに、それを阻止できない私。 しんどい。またやらかした〜💦距離感の掴み方がどうも下手なんだよなぁ😣
— はっさく🍊ADHD夫を支える妻 (@grayzone_family) 2020年11月10日
私の心地よい距離感を知っているのは私だけ。私を守れるのは私だけ。ちゃんと相手に示さないとな💦#境界線 #バウンダリー #HSPあるある
友人に境界線を踏み込まれていることはわかっていたのに、また「私が我慢すればこの場が丸く収まるんだ」と鵜呑みにしそうになりました(私の悪い癖(;´Д`))。でも、ある人が勇気をくれたおかげで、家族以外の人に初めてNOと言うことができました。
30年以上生きてきて初めての経験だったので、とてもドキドキしました・・・!!!
境界線(バウンダリー)を引き直すこと
NOと言ったら、友人を失うかもしれないと思っていたのに・・・むしろその逆でした。彼女は私に深く共感してくれて、深いところで繋がることができて、私は彼女のことがもっと好きになりました。
NOと言うことで、「ありのままの自分」と「親友」を手に入れることがきたのです。
*************
境界線を引き直すってこんなにも大切なことだったんですね。
自分が相手との関係を「変えたい」と思ったときがチャンス。
人間関係の境界線は、いつだって引き直すことができるのです。
大切な人との関係を仕切り直すと、その人のことがもっと好きになれます。
今までこれを知らずに過ごしてきたから、積もり積もってバサッと関係を絶ち切ってしまうこともあって・・・ううう・・・なんて勿体ないことをしてきたんだろう・・・(゚´Д`゚)
夫との関係など、私にはまだまだ課題がたくさんあるけど、「自他の境界線をはっきりさせる」を今後のテーマにしてがんばります。
(^^)/
※「アサーション(自分も相手も尊重するコミュニケーション)」について↓