こんにちは。【ADHD夫を支える妻】はっさくです(>ω<)
私たちは発達障害グレーゾーンの凸凹夫婦。夫はADHD、私はASDの傾向が強いです。
さて、週末こんなことがありました。
今日は朝から出かけるはずだけど…夫は朝食後お布団に滑り込み盛大に寝てる。出かけると思ってたのは私だけ?
— はっさく🍊ADHD夫を支える妻 (@grayzone_family) 2020年10月11日
夫とはよくこうやって「つもり」がズレる。私は予定を確定してしまいがち、夫は予定を流してしまいがち。
凸凹夫婦の溝を埋めるにはコミュニケーションしかないね💦#ADHD #ASD #凸凹夫婦
私たち夫婦は「予定」というものの捉え方が全く違うようです。
そしてそれは、互いの発達特性によって生じる認知のズレでもあるのです。
「週末ピクニックに行きたい」は予定か否か
例えば夫婦の間でこんな会話があったとします。
妻「週末ピクニックに行きたいなぁ!」
夫「いいね!晴れたら行きたいね!」
妻「行きたい!お弁当持ってね」
週末は晴天。妻は朝からピクニックに行く気です。しかし夫はなかなか起きず・・・
妻「今日はピクニックに行く予定だったでしょ?」
そんな妻の言葉に夫はこう返すのです。
夫「そんなんいつ決めた?」
・・・?????(~_~;)?????・・・
こんなことが私たち凸凹夫婦の間ではよくあります。
発達特性による認知のズレ
最近わかってきたのは、私たち夫婦は「予定」というものの捉え方が全く違うということです。そしてこれは、ADHDとASDの特性の違い、もっと言えば、互いの発達特性によって生じる認知のズレでもあるのです。
「予定は未定」のADHD夫
ADHD夫の指す「予定」は、「実現されない可能性が高いもの」です。
(実現可能性を数値で表すと20%くらいでしょうか・・・)
夫の脳内にはいろんなアイディアが常に渦巻いており、ピクニックはそのひとつ(不確定な願望)に過ぎません。また、夫のひとつの物事に執着するということが少なく、その思考は非常に流動的です。
仮に前日まで「明日はピクニックだ!」と思っていても、直前に「やっぱりやめた!」と意見を覆すことへの抵抗がほとんどありません。
夫はいい意味で融通が利きやすいのです。
「ピクニックに「行く」とはいってない。
『(行くかわからないけど)行きたいね』っていっただけだ」
夫はよくそんなことを言います。
夫にとっては、まさに「予定は未定」なのです。
「予定は確定」のASD妻
反対にASD傾向の私は、「ピクニックに行きたいな!」「行きたいね!」という会話の流れから、「週末のピクニック」が自動的に予定(決定事項)として組み込まれてしまいます。
夫からはよく「そんなんいつ決めた?」「判断が早すぎる」などと言われます(;´Д`)
冷静に考えればそうなのですが、白黒思考の私は、双方の意見が合意に達した時点で「決定事項」と判断してしまうことが多いです。これはASD特有の「認知の歪み」というやつかもしれません・・・。
私にとっては、まさに「予定は確定」なのです。
認知のズレによるすれ違いをなくすには?
こうやって冷静に分析すると、2人とも思考がかなり極端ですね・・・。
互いに自分のバイアスでしか物事を見ていないので、意識していないところで大きくすれ違ってしまうのです。
こうしたすれ違いをなくすには、以下のことが重要です。
①自分の認知の癖(歪み)を知ること
②相手と自分の違いを明確に理解すること
③コミュニケーションを積極的にとること
凸凹な2人だからこそ、他の夫婦よりも意識して溝を埋める必要があると思っています。日々鍛えられますσ(^◇^;)
おしまい☆
※凸凹夫婦のコミュニケーションについて↓↓