こんばんは!【ADHD夫を支える妻】はっさくです(^-^)
最近の悩みは、ASDグレーゾーン&極度のHSPの私が自分ことをさらけ出すと、どうもマイナスのことばかり出てきてしまいがちだということ・・・。
でもでも!!今日はちょっと私の特技を思いついたので、その話をします。
ASDとHSPを併せ持つ私は、人一倍不安性で緊張しやすいのですが、意外にも【本番にはけっこう強い】です。
それは自分の性質を逆手にとった「ある行動」のおかげです(^-^)
「緊張しているように見えない」と言われる
教師の仕事をはじめ、私のこれまでの人生では、大勢の人の前で話したり発表したりする機会が人一倍多かったように思います。
大人になるにつれて、内気で不安性な性格とは裏腹に、人前では「堂々としている」「緊張しているように見えない」と言われることが増えました。
本当の私は、人にとってはどうってことのない小さなことにもクヨクヨ悩み、あらゆることに死ぬほど緊張してご飯も喉を通らなかったり、眠れなかったり、寝込んだりするような人です。
でも最近、「ここぞ!」という場面においては心がわりと穏やかで、まるで人が変わったような感じになります。スポーツの試合(柔道をしていました)や資格試験、面接、プレゼンなど、本番を向かえるときには、それを楽しむ心の余裕が生まれ落ち着いて対処できることが増えました。
なぜ本番に強くなったのか
不安性で緊張しやすい私がなぜ本番に強くなれたのか。
それは本番までにあることをしまくっているからです。
それは意外にも・・・「不安にどっぷり浸かること」ですw
私は不安が頭に引っ付いて離れないところがあります。
gray-zone-family.hatenablog.com
その不安の高波に飲み込まれる前に、先手を打って不安に能動的に向き合う作業をするのです。
具体的には、ありとあらゆる不安な要素をとにかくあげまくり、考え得る全ての不安・緊張・失敗のパターンへの対処法を脳内シュミレーションして本番に備えます。「もしも」のときに使える必殺技の手札を本番前になるべく多く入手しておく、という感じです。
そうすることで、「想定外」を「想定内」に変えることができ、普段通りのパフォーマンスを発揮できるようになります。
このように「人一倍不安性で緊張しやすい」という自らの性質を逆手にとることで、「ここぞ!」というときには適度な緊張状態を保てる場面が増えました。
理にかなっていた!
上の方法は完全に自己流でしたが、先日NHKのラジオ番組の中で、私の方法が理にかなっていることを知りました。
メンタルトレーニングの中に、「イメージ療法による心的準備」というものがあります。
人が最善のパフォーマンスを発揮できるのは「適度な緊張状態」に置かれているときです。緊張することは悪いことではなく、逆に「緊張しすぎ」でも「しなさすぎ」でも実力を出しきることができません。
本番を「適度な緊張状態」で向かえるためには、「自分が本番どのような場面で、どう緊張するのか」をリアルにイメージし、事前に対処法を考えておく必要があるそうです。
具体的なやり方は以下です。
⒈緊張する自分を否定しない(←重要!)
⒉緊張状況を具体的に把握する
①どういう状況に緊張しているのか(外的状況の把握)
例)プレゼン
②体のどこが緊張しているのか(身体)
例)手が震える
③緊張を言葉で表すとどんな感情か(感情)
例)焦り、恐怖
④なぜ緊張しているのか(思考)
例)失敗したくない
⒊状況に合わせた対処法を考える
例)深呼吸をする
(NHKラジオ『こころをよむ 心の整えかた トップアスリートならこうする』7月19日(日)放送『緊張するのは悪いこと?』を参考に)
不安や緊張を味方につける
不安性で緊張しやすい私がやっていた「不安にどっぷり浸かる」という方法。メンタルトレーニングに同じような方法があると知って嬉しくなりました。
私の場合、大きな問題を前に不安や緊張が頭に引っ付いて離れない質で、どうがんばってもそれらを無視できないことから、やむなくそれらに正面から向き合うハメになっていました・・・。でもこれは緊張を和らげるための近道だったのですね!!
皆さんもぜひ試してみてください(^-^)
おしまい!