グレーゾーンなわたしたち

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「ごめんね」が素直に言えない大人たち

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こんばんは〜!はっさくです。
突然ですが、皆さんは最近ハマっているドラマはありますか?我が家は夫婦で「半沢直樹」を毎週楽しみにみています\(^ω^)/
 
半沢直樹の悪役キャラクターって、皆「ごめんね」が下手くそだと思いませんか。明らかに悪いことしているのに、なかなか自分の非を認めず、言い訳ばかり・・・。いい歳した大人が、まるで子どもみたいだなぁって、苦笑してしまいます。
 
でも同時に、私も他人事とは言えないなぁ…なんて思っちゃうんです(^。^;)
 
今回は「ごめんね」がテーマです。
 
 

「ごめんね」が素直に言えない大人たち

半沢直樹の悪役陣はとてもキャラが濃くて面白いです。
「The 悪役!」という感じの彼らは皆、めちゃくちゃ憎たらしくて、往生際が悪くて、自分の非をなかなか認めようとしません。人に罪をなすりつけたり白を切ったりで、「ごめんね」の一言がなかなか出てこないのです。
 
前編では、香川照之さん演じる大和田常務が、半沢に倍返しを食らい、歯を食いしばって土下座をする、そんな有名なシーンがありました。

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台本では「土下座をする」の1文なのに、その撮影には20分超もかかったそうです。本編ではもちろんカットされていますが…ただ頭を下げるだけで20分って凄くないですかΣ(゜Д゜)
 

素直な「ごめんね」、大人でも難しい??

「悪いことをしたら謝る」
それは人として当然のこと。そうやって誰もが、先生や大人に口を酸っぱくして教えられてきたことでしょう。
 
いい歳した大人が揃いも揃って、「ごめんね」が言えないなんてみっともない!
半沢直樹を見ていてよくそう思います。
 
でも実際のところ、素直に「ごめんね」と言える人って、大人でもそうそういないとは思いませんか。
 
「ごめんね」という一言、突き詰めていくと、私にはとても難しいことのように思えてくるのです…。
 

押し付けがましい「ごめんね」

正直に言います。私は「ごめんね」が下手くそです。
 
鋭い言葉で人を傷つけてしまうことが多い。
だからこそ謝らなきゃいけないことが多い。
 
そんな私は、親からは子どもの頃から謝ることの大切さを学んできたつもりです。だから、喧嘩したら基本すぐに謝る。それはできる。反省もしてるし、自分が悪いこともわかってる。でもその謝り方に問題があるのです。
 
例えば夫と喧嘩をしたら、だいたい先に謝るのは私です。でも、「ごめんね」の語気が強すぎたり、「ごめんね」に被せて言い訳をしてしまったり、自分が謝ることで、逆に相手の謝罪を引き出そうとしてしまったり…
 
夫の前だと、「ごめんね」よりも「わかってよ」の気持ちが強く出て、私はこんなに謝ってるのになんであなたは…と、相手に多くを求めてしまう。その結果、なんとも押し付けがましい「ごめんね」ができあがるというわけです。
 
これらは全て、自分のコミュニケーションにおけるコンプレックスと、一番の理解者である夫への「甘え」からきている、それもわかっているのですが…。
 

「ごめんね」は、潔く、歯切れよく

「ごめんね、でも〜」
「ごめんね、だからあなたも〜」
 
それは謝罪ではなく、謝罪の形をした「言い訳」「甘え」「押し付け」「要求」です。
 
自己防衛としてついやってしまいがちでしたが、最近なるべくやめるよう意識しています。
 
  • 悪いことは悪い、そう潔く認める。
  • 「ごめんね」は歯切れよく。
  • 「ごめんね」に続けてダラダラ言い訳しない
 
そうしたら、夫からも意外なレスポンスがもらえるようになりました。
 
「こちらこそごめんね」
「自分も配慮が足りなかったところがある」
 
夫も素直に謝ってくれるようになったのです。
 
「ごめんね」って恥ずかしいし、勇気がいることだけど、サラッとできるようになったらかっこいいよね。そんな大人になれるよう、がんばりたいな(*´`)
 
おしまい☆