こんばんは!はっさくです。
ついに明日からお盆休みに突入する夫。父ちゃんっ子の息子は嬉しそうに小躍りしています(^0^)
さて、お盆を前にしてちょっと真面目な内省タイムを取りたいと思います。
夫とのコミュニケーション、言葉を尽くしても伝わらない理由をずっと考えていたのですが、私側に思い当たる原因がひとつ。感情表現が回りくどすぎるのかもしれません・・・(;´Д`)
夫に言葉を尽くしても伝わらないのは
発達障害グレーゾーンの私たち夫婦(夫はADHD強め、私はASD強め)は、コミュニケーションも凸凹しています。
以前ブログにも書きましたが、ASD傾向の私は感情の起伏が激しく、感情のコントロールが下手です。自分では、心の中に怒りの爆弾を抱えていると思っています。
gray-zone-family.hatenablog.com
夫に激しい感情をぶつけてしまった後、すぐに「しまった!」と反省するのですが、夫にことの経緯を説明しようとすると、よくこんなふうに言われます。
「結局何が言いたいの?はっさくの気持ちが全然見えないよ」
「それがほんとに言いたいこと?もっと他にある気がするよ」
私は普段は論理的に話す方ですが、感情の話となると途端に回りくどくなってしまうのです。
ちょっとASDでHSPの私は、なぜ感情表現が回りくどいのか?
自分の感情を説明しようとすると、どうして私の話は回りくどくなってしまうのだろう・・・思い当たる原因をいくつか考えてみました。
①感情の瞬発力が高すぎて頭が追いつかない
先ほどの記事にも書きましたが、私は昔から「感情の瞬発力が高すぎる」のです。
感情が脊椎反射のように瞬時に表に出てしまうため、どうも頭が追いつかない。正直、自分で自分の感情についていくのが精一杯で、心が置いてけぼりになっていることが多いです。
気持ちを言語化する作業の中で、心の周辺を迂回して感情にピッタリくる言葉を探している。だから話が回りくどくなってしまうのです。
②口が達者すぎる
口が達者なのに感情表現が回りくどいって、普通の人には意味不明かもしれませんね。
自分の感情がわからないなら黙って内省すればいいのに、私は昔から、口から生まれたのかというくらい口が達者です。保育所で暴れ回っていたときも、憎たらしい言葉を吐きまくって保母さんを本気で怒らせていたと母は言います(当時2歳!)。
でも、口が達者なことと、物事の理がわかっていることとは話が違います。これはASD特有の困り感なのかもしれませんが、困っているときや助けてほしいときほど、なぜか憎たらしい言葉が次から次へと口をついて出てくるのです(これは理論武装というか、一種の防衛本能のようなものです)。これにより話がだんだん明後日の方向にいき、こじれます・・・。
口が達者なのに感情表現が追いつかない。だから手をさしのべてもらえるどころか、相手を怒らせてしまうのです。
③説明的・論理的に話そうとしすぎている
「感情の機微が見えにくい」といわれ続けてきた私は、「感情を正確に伝えなければ」と思うあまり、自分の感情を説明的・論理的に伝えようとしてしまいます。だけど、感情ってそもそも理不尽なものだから・・・論理的に説明することなんてできないのかもしれませんね。
口が達者だから論理的には話せるけど、話しててなんか違うと自分でも思うし、そういうときは夫もいつも「??」という顔をしています。
また、言葉へのこだわりが強い私は「言葉のニュアンスを厳密に表現しなければ」と躍起になって、「悲しい」「寂しい」とか一言で済むような感情でも、言葉を重ねすぎてしまうところがあります。いくら論理的でも、表現が小難しすぎると相手には伝わりませんね。
④相手を傷つけてしまうのが怖くて婉曲的になりすぎる
「相手を傷つけるのが怖い」
これは意外かもしれませんが、激しい言葉や感情とは裏腹にいつもそう思っています。
自覚した感情が相手にとって不快なものだった場合、相手を傷つけなくないから言葉を濁したり、つい婉曲的になってしまいます。
普通の人なら問題ないかもしれませんが、私はどうやら言いにくいことをやんわりと伝えるのが下手なようで・・・相手への気遣いのつもりが、不器用だから本音が透けて見えてしまい、結果皮肉となって、余計話がこじれてしまうのです。
どうする?
ここまでつらつら書いていて、コミュ障の自分がちょっと嫌になってきました(ToT)
私はどうしたらいいのか。最近こんなことを考えています。
①子どもに習え!
2歳の息子は現在イヤイヤ期ですが、感情表現がとてもストレートです。悲しい、お腹空いた、嬉しい、大好き・・・正の感情も負の感情も、感じたままをその場でハッキリと表現できる息子。彼から学ぶことは大きいです。
大人になって、こんな拗れた感情表現しかできなくなったけど、私の感情も根本的には2歳の子どもと一緒なのだと思います(人間誰しもそうですよね)。原始的でありのままの感情を自覚して受け入れること、まずはそこから始めたいです。
②伝え方のバリエーションを増やす
自分の感情を自覚したら、それをどう相手に伝えるのかを考えます。
今まで「ストレートすぎる感情表現」と、「全く表現しない(ディスコミュニケーション)」の二元論しかできなかった私ですが、夫は私に様々な伝え方を教えてくれます。
夫のコミュニケーションの仕方はトゲが全くなくて、とても心地よいので大好き。夫から多くを学びたいです。
ちなみに最近は、やんわり、でもハッキリと自分の考えを伝える方法を夫から教えてもらったので、それを密かに練習中です・・・w
まとめ
今日は、ちょっとASDでHSPな私が「感情表現が回りくどい」原因と対策を考えました。以下にまとめます!
普段は論理的なのに感情の話となると途端に回りくどくなってしまう私
<原因>
①感情の瞬発力が高すぎて頭が追いつかない
②口が達者すぎる・・・感情が追いつかない
③説明的・論理的に話そうとしすぎている・・・「感情の機微がわかりにくい」がゆえの「性格につたえなければ!」という焦り
④相手を傷つけてしまうのが怖くて婉曲的になりすぎる・・・やんわり伝えるのが苦手
<対策>
①子どもに習え!・・・ありのままの感情を自覚する
②伝え方のバリエーションを増やす・・・ストレートすぎる表現、婉曲すぎる表現では△
そんなこんなで、大人になっても日々が学びです(;´Д`)
はっさくのコミュニケーション修行はまだまだ続きます!
おしまい☆
※凸凹夫婦のコミュニケーションについて↓↓