グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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内にこもる夫、内言化できない妻~ADHD夫とASD妻の凸凹コミュニケーション

こんにちは!はっさくです(*´`)
 
私たち夫婦のコミュニケーションはなんだか凸凹しています。
この「凸凹」というのは、発達障害の凸凹という以外にも、文字通り「でっぱり」と「へこみ」という意味もあり···
つまりこういうことです。
 
凸⇒内言化が苦手で喋りすぎる妻(私)。
凹⇒言語化が苦手で内にこもる夫。
 
(生物学的には逆ですね~)
 

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内言化できない妻

私は内言化が苦手です。
だから、思考の過程とか本来内に秘めるべき「心の声」みたいなものが、子供みたいに口に出てしまいます。
 
その最たる例が独り言。
どこにいても、何をしていても、誰と一緒でも、とにかく独り言が止まらないのです。
 
夫からはよくこう言われます。
「はっさくのそれは、独り言なのか俺に向けて言っているのかよくわからない」
 
独り言を聞けば、私が何を考えているかわかるので、まぁよく言えば裏表のない人なのかもしれません。
 
でも、内言化できない→隠し事できない→感情が漏れ出る、という感じで、たまに負の感情や激しい感情までもが垂れ流しになり、必要以上に夫を傷つけてしまうことがあります。
 
 

内にこもる夫

一方夫は、言語化が苦手です。
感情を抱え込んだまま内にこもるタイプの夫は、「表現が足りない」「表現したつもりになっている」ということがよくあります。
 
呼びかけへの応答とか返事とか、本人の中で表現したつもりになって、実際は口にしないまま終わってしまうこともあります。
(もちろんADHD特有の「言おうと思って忘れてしまった」や「過集中のせいで呼びかけそのものが聞こえていなかった」というときもあります···)
 
そして愛情表現も希薄。
「愛してる」とかそういう類の言葉は、夫の口からはあまり聞いたことがありません。(私のことを本当はどう思っているんだろうと、たまに不安な気持ちになります···)
 
日常の些細な違和感や、私への異議申し立てなど、言いにくいことはどんどん内に秘めていくので、夫が今何を考えているのか、何に喜んで何に腹を立てているのか、うっかりしていたら見逃してしまいそうです。
 

妻は黙ろう、夫は喋ろう

私が喋れば喋るほど、夫は内にこもっていく…
普通にしていたら、なんてバランスの悪い夫婦なんでしょう。
このままずっと、私が夫を尻に敷き続ける関係だったらどうしよう···
 
妻はもっと黙らなければ!
夫はもっと喋らなければ!
 
結婚当初はそう思って焦っていました。
でも最近は、お互いがお互いのコミュニケーションに刺激を受け、少しずつ変化してきたと感じます。
 
妻は少し慎ましやか(?)に。
夫は少し言葉にするように。
 
凸凹が平らにはならないだろうけど、夫となら、もっともっと良い関係になれる気がする。
今後が楽しみです(*´`)
 
おしまい☆