グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

グレーゾーンなわたしたち

【HSC】「ここにいていいよ」に救われた~人一倍敏感な子(HSC)を育てています

f:id:gray-zone-family:20200715171021j:plain
 
「ここにいていいよ」
 
息子に言われた言葉なのに、なぜか私が泣きそうになりました。
 
その場から消えてなくなりたいと思ったときに、存在を認めてくれた言葉。
難しいこと抜きに、ありのまま全てを受け入れてくれた言葉。
 
いつか我が子に、そんな言葉をサラッと言えるお母さんになりたい!

「人一倍敏感」な息子

私の名前ははっさく。ちょっとASDで極度のHSPがあります。
そんな私は、もうすぐ2歳半になる「人一倍敏感な子(HSC/Highly Sensitive Child)」を育てています。
 
HSCの息子は聴覚がものすごく敏感で、大きな音や突発的な音に仰天してしまいます。
 
息子は場慣れが遅く、集団に馴染みにくいところがあります。
同い年くらいの子どもの突発的な動きや大きな声に仰天&硬直してしまい、遊びどころではなくなるのです・・・。
 

支援センターで大泣きした息子

引っ越してすぐ、支援センターのイベントに初めて参加したときのこと。
案の定息子は、たくさんの子どもたちのいる初めての場所の雰囲気に圧倒され、パニック状態に。
 
手遊びや歌遊びをするボランティアさんたちの声をかき消すほどの大声で泣き続ける息子。
私自身も聴覚過敏があるのと、周囲のママさんたちの視線が気になるのとで、冷や汗と手の震えが止まりませんでした。
 
他の子は皆楽しそうに遊んでいるのに・・・なんでうちの子だけ?
 

「ここにいていいよ」に救われた

何だかその場にいてはいけないような気分になって、「帰ろう」と息子を抱き上げたそのとき、あるボランティアさんがニコニコしながらこんな言葉をくれたのです。
 
「お母さん、ここにいていいよ。全然気にしなくていいから!小さな子の泣き声、おばちゃんたち皆慣れてるからね(^-^)!」
 
ここにいていいよ。
 
なんて優しい言葉だろう。
息子の存在だけでなく、息子の泣き声に毎回動揺してしまう、ちっぽけな私自身も受け入れてもらえたような気がしました。
 

そんな言葉をサラッと言える人に

ありのままの存在を無条件に認める言葉
 
自分のことで精一杯な未熟な母だけど、
いつか息子や夫に、そんな言葉を心からサラッと言えるようになりたいものです。
 
おしまい!