発達障害を体験できる時代?!～『VR発達障害』の可能性

こんにちは。はっさくです(^-^)

 

皆さんはVRメガネってご存じですか??

VR(バーチャルリアリティ)の世界をどこでも手軽に体験できるメガネです。

 

先日家電好きの友人が、家電レンタルサイトでレンタルして感動したらしく、

「おもしろいからはっさくちゃんも試してみてよ!!」とかなり興奮気味に話していました。

 

これをかけたらADHD夫の見えている世界もリアルに体験できるのでは･･･?!

 

そう思い調べてみたら・・・

ありましたよ!!

発達障害を体験できるプログラムが!!

 

 

 

VRメガネについて

VRメガネは、それをかけるだけで360度VR（バーチャルリアリティ）の世界が体験できるというものです。

 

このメガネをレンタルした友人は、当初「コロナでも海外旅行に行きたいな～」と思っていたそうですが（海外の観光地を訪れるツアーみたいなプログラムがあるらしいですｗ）、体験してみてあまりのリアリティに仰天したそうです。

 

「はっさくちゃん！これは娯楽に使うだけじゃもったいない代物だよ!!もっと教育現場とかで積極的に活用しないと!!」

 

面白いだけじゃない！他者理解に繋がるメガネ

友人いわく、プログラムの中に「盲目の世界」というものがあったらしいのです。

それは文字通り、盲目の人が見えている世界を疑似体験することができるというプログラムですが、実際に体験した友人はこう語りました。

 

「障害者の世界って、今まで本を読んだり話を聞いたりして想像するしかなかったけど･･･自分とは違う他者の世界を、直感的にここまでリアルに体験できるのは本当にすごい!!世界がより平等に近づく気がする!!」

 

百聞は一見にしかず。

 

友人の話を聞きながら、私はずっと夫のことを考えていました。

 

私たち凸凹夫婦は、今まで互いの感覚の違いを言葉で一生懸命説明し合ってきました。

伝わらないもどかしさを抱えながらも、言葉以外に感覚を共有できる術がなかったからです。

 

そんな私たちに、互いの見えている世界を疑似体験できるメガネがあったら･･･

 

そんなメガネがほしいよ！

ドラえもん!!!

 

『VR発達障害』というプログラムが存在するらしい!!

さっそく調べてみたら、ありました!!!

『VR発達障害』というプログラムが(*゜д゜*)!!!

↓↓

VR発達障害

『VR発達障害』は、VRの技術を活用し、発達障害のいくつかの特性を体験できるプログラムです。

「目に見えない障害」といわれる発達障害当事者の世界は、周囲の人にはわかりにくく、なかなか理解されることはありません。

こうした現状を打破するために、よりリアルに当事者の世界を追体験することができる『VR 発達障害』が開発されたといいます。

 

プログラムには3つの種類があります。

 

【ADHD　不注意優勢型】
ケアレスミスが多い、約束を忘れてしまう、物をよく失くすといったADHDの特性を一人称で体験できる。

 

【聴覚過敏」

聴力があるのに聴覚的情報がとりづらい感覚とはどういうことかを一人称で体験できる。

 

【視覚過敏】

疲労が溜まったり不安が強くなったりすると症状が出やすくなる視覚過敏の症状を一人称で体験できる。

 

それにしても、①のプログラムめちゃくちゃ興味がある!!!

夫の世界そのものだよ(ﾟдﾟ)!!!

機会があれば見てみたいなぁ。

 

プログラム体験会の様子を紹介している記事もありましたよ↓

lovetech-media.com

 

「目に見えない障害」を理解する

いや～、技術革新って本当にすごいですね。

「目に見えない障害」といわれる発達障害の世界を体験できる時代がくるなんて。

 

ノーマリゼーションの実現に向けて、こういう新しい技術が教育現場や福祉の現場でどんどん活用されるようになるといいな。

 

おしまい！