グレーゾーンなわたしたち

【ADHD夫を支える妻】はっさくのブログ。発達障害、HSP、メンタルトレーニング、教育に関するあれこれを発信中!

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凸凹夫婦が子どもを産んでよかったこと5選

こんにちは。はっさくです!
最近コロナのニュースばかりでメンタル落ち気味(;´Д`)おまけに夫(ADHDさん)の元気がない・・・これは本格的な鬱?💦
 
そんな暗い気持ちを吹き飛ばすためにも、今日はちょっと明るい話をしたいと思います!
 
今日のテーマは、「凸凹夫婦が子どもを産んでよかったこと5選」です。
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私たちは発達障害グレーゾーンの凸凹夫婦。夫はADHD、私はASDの傾向があります。そんな私たちも2年前にパパママになりました。
 
発達障害の方の中には「自分が子どもを持つことが不安」と考えている方もいるのではないでしょうか。
 
たしかに、自分の特性と子育てとの兼ね合いは難しいです(^_^;しかしそれ以上に学びが多く喜びも大きいのが子育て。
 
今日は私たち凸凹夫婦が「親になって本当によかったなぁ」と感じていることを紹介します。
 

その1「とにかくかわいい!!」

 
我が子はとにかくかわいい!それにつきます(#^_^#)
 
仕事上多くの子どもと関わってきた私ですが、お腹を痛めて産んだ我が子の存在はやはり格別です。
 
切迫早産で入院したこともあり妊娠生活はかなり大変でしたが・・息子が生まれた瞬間、ホッとするやら嬉しいやらで夫婦で号泣しました(ToT)
 
現在イヤイヤ期真っ盛りの息子。野菜は食べないわ、着替えいやがるわ、夜は寝ないわ・・・イヤイヤの嵐ですが、それでもやっぱりかわいいなぁと思います。
 

その2「子どもは自分を映し出す鏡である」

 
子育てを通してひしひしと感じるのは「子どもは自分を映し出す鏡である」ということです。
 
仕事をはじめ従来の人間関係の中では何とかカバーできていた自分の特性。四六時中生活を共にする息子の前では、いい意味でも悪い意味でも自分の弱いところが丸裸にされ暴かれるような感覚があります(°°;)
 
例えばこんな感じです↓↓↓
 

  
息子を通して「自分という人間」がよく見えてきます。仕事の場合、自分に合わなかったら退職・転職することができますが、子育てはそうはいきません。雨の日も、風の日も、四六時中我が子と向き合うことになります。
 
子育てを通して「自分を知りコントロールする力」が少しずつ身についたように感じます。いろんな気づきをくれる息子に感謝です!
 

その3「我が子のためだと人は変われる」

 
私にとって子育ては「自己と対峙する経験」です。我が子を通して、どうしようもなく弱い自分や情けない自分を見せつけられるのですが、大切な我が子のために「自分の壁を乗り越えたい」と思えるようになりました。
 
一方、お金のトラブルなどに長年悩んできた夫(ADHD)にも変化がありました。
今まではこの問題に対して本気で向き合うのがしんどそうでしたが、最近では「将来お金のことで息子に不安な気持ちになってほしくない。何とかしたい(;´Д`)」と口にするようになりました。これは大きな変化です!
 
自分の特性のせいで我が子が苦しい思いをするのは何としても避けたい。特性を消し去るのは難しいですが、自分に合った対処法で上手くコントロールすることができれば、少しはマシになる気がします。
 
子育てで試行錯誤しながら身につけたスキルは、その後の人生においても大きな力となるでしょう。
 

その4「我が子からの絶対的な信頼感」

 
とはいっても、子育て中は上手くいかないこともあります。私の場合、子どもの気分に翻弄されてしまうし、子どもに優しくできないときがあるし、必要以上にオロオロしてしまうし・・・
 
大らかな気持ちで子どもに向き合えているお母さんたち(←私にはそう見えるけど本当はみんな同じなのかも;)と比べて落ち込むことばかりです(__;)
 
そんなときでも関係なく「おかあさん、だいしゅき!」と抱きしめてくれる息子。
 
クヨクヨ悩んでばかりの私ですが、息子の笑顔に何度救われたことでしょう(>_<)
 
またADHDの夫は、度重なる失敗を重ね自尊心が低くなっているのですが、最近では「息子が生まれて本当によかった!それだけでも生きている意味がある(><)」とよくいっています。
 
凸凹でも、頼りなくても、息子にとってパパママはこの私たちだけ。自分たちに対してこんなに無条件に絶対的な信頼感を持ってくれる存在・・・それが我が子なのです☆
 
その分親としての責任は重いですけどね。
 

その5「子どもの『生きづらさ』を支援したいと思える」

 
親が発達障害だからといって、子どもが必ずしもそうとは限りません。でも、仮に息子が自分たちと同様に何らかの特性を持っていたとしても、私たちは彼の「困り感」や「生きづらさ」に寄り添いたいなぁと思っています。
 
息子が自分と似たような特性で悩んでいたとしたら、何かアドバイスができるかもしれません。そうでなかったとしても全力で理解してあげたいし、支援したい。
 
そう思えるのは、凸凹な自分たちに日々悩んでいる私たちだからこそです。
 
息子はとても敏感さん(HSC)で、繊細さが私や夫にそっくり。親として何ができるのか、一から勉強中です。息子と向き合うことで、過去の自分と向き合っているような不思議な感覚になるのも面白いです。
 

最後に

 
以上、発達障害凸凹夫婦が子どもを産んでよかったことについて、いくつか紹介しました。
 
  • 「発達障害の自分が子どもをもうけていいの?」
  • 「自分は発達障害があるから子育てできる自信がない」
  • 「発達障害の夫婦が子どもを持つってどんな感じ?」
 
これはあくまで私たち夫婦の体験談ですが、少しでも未来のパパママの参考になればなぁと思います。
 
これから息子が大きくなるにつれ、いろんな試練が私たち夫婦に訪れることでしょう。その度に悩み立ち止まりながら、私たちらしい子育ての方法を探っていきたいと思います。 
 
おしまい!